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大冒険(1965/日)ファンのコメント

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放浪記(1962/日)************

★5高峰秀子の仕草は桃井かおりと共通の倦怠感がある。林芙美子の文章を画面に取り入れた手法は、高峰のモノローグを補うだけでなく映画的にも効果的だ。(05・9・09) [review] (山本美容室)[投票(1)]
★4高峰秀子のこの作品に対する情熱に押されて成瀬監督は彼女にほとんど芝居的な注文は出していないのではと思った。そのくらいのめり込んで画面から熱気を感じることが出来る。 (タモリ)[投票]
★4成瀬監督の本領発揮。情け容赦ない描写が特に映えた一本で素直に脱帽です。凄い障害です。 [review] (甘崎庵)[投票(3)]
★5なげやりな身のこなし、人を小ばかにしたような口調、見ることを拒否したような目。高峰秀子が演ずる林芙美子の倦怠は怖い。人生の放浪がこんな女を生むのだろうか、こんな女に生まれたがゆえに彷徨うのであろうか。生きることの凄みが漂う。 (ぽんしゅう)[投票(10)]
★3初めて高峰秀子を観たのがこの映画だったので、他の映画でいくら綺麗であっても彼女が美人とは思えない。第一印象の刷込効果。 (熱田海之)[投票]
★5本当に面白い映画。話は『あらくれ』と大差ないんだが高峰=林の造型は日本映画に登場するあらゆるヒロインの中でも突出した個性を放っている。監督に絞りに絞られたという宝田明もいい味出してる。加東大介、草笛光子、伊藤雄之助など脇も固い。終盤の後日談は、チャンチャンコ着せてもらった田中絹代には悪いが、いらないように思う。 (町田)[投票(3)]
★4森光子の舞台版は観た事無いけど、たぶんこちらの方がかなりギスギスしてると思われ。でも高峰秀子扮する林芙美子がひねくれ過ぎで、逆に笑えてくる。そして笑える位にブス。['04.3.31VIDEO] (直人)[投票(4)]
★4この高峰秀子は本当にむかつく。不細工な上にむかつく。彼女が被る不幸の半分以上は自業自得だとも云いたい。のだけれども、いつの間にかその高峰が愛しくなっているというマジック。『放浪記』と云いながら「放浪記」出版後も描かれることやモノローグの多用も自意識の強いキャラクタの造型に寄与している。 (3819695)[投票]
★5林芙美子がとりついたかのような高峰秀子の演技。伝記映画は数あると思うけれどもこれをしのぐ作品にこれから先お目にかかれるだろうか。成瀬映画の特徴として素晴らしいセットがあるが、これは極めつけの一本。 (ジェリー)[投票(3)]