★5 | 公園の水辺の情景、木々、池の波紋の家、木に刺したナイフ、__二人だけの世界。外見は大人と子供。内面は名前(カラダ)を捧げるオンナとオトコの純粋な愛の物語。やはり周りが許さない。男は何故至福の表情で死ななかったのだろう。 (セント) | [投票(5)] |
★4 | 水辺にひろがる暗い波の輪、、、、ドカエのカメラに支えられた完成度。 (動物園のクマ) | [投票(2)] |
★4 | 戦争の傷跡を背景に中年男と少女のやや異常な愛情を描く。子供の大きな瞳が印象に残る。 (丹下左膳) | [投票] |
★4 | 向う側とこちら側の境界は、人と人の間ではなく人の心の中にある。だからこちら側の人間に境目は見えないし、その磁力が何処からくるのかも分らない。その不安が闇雲に関係を力で断ち切るという悲劇を生む。ドカエのカメラはそんなことを想起させてくれた。 (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★3 | 池の畔で作り上げる二人だけの世界。美しく果敢ない感じは悪くないんだけど、全体にちょっとこそばゆく感じてしまって・・・。凝った画面構成が多用される映像も、やややり過ぎに思えた。 (緑雨) | [投票] |
★4 | カメラワークと構図の計算。些細なショットにあっても、この画を撮る、という明確な意志が感じられる。少女の、大人びた言葉が却って際立たせる幼さが発する透明な色香と、夢幻的な映像が、この世の彼岸へ誘う。 [review] (煽尼采) | [投票(4)] |
★5 | 少年大人顔のクリューガーと大人少女顔ゴッジの2人が超絶に後向きな物語の片隅感を弥増させる。その背徳すれすれの世界にドカエカメラがワンショット毎に宝石を磨き上げるが如く精緻な技巧を弄して詩情と死臭を加味していく。一瞬の弛緩も無い。 (けにろん) | [投票(2)] |
★4 | 誰とも比較しない、ふたりだけの殻の中。閉鎖的な雰囲気の演出が素晴らしい。どんどん閉じていくカンジ。フランスらしさたっぷり。 (あちこ) | [投票] |
★5 | 優しさのこもったアンリ・ドカエのカメラワーク。 (とんとん) | [投票] |