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浦山桐郎の映画ファンのコメント

港の乾杯 勝利はわが手に(1956/日) 青春の門(1975/日) 太陽の子 てだのふあ(1980/日) 非行少女(1963/日) 龍の子太郎(1979/日) 私が棄てた女(1969/日) キューポラのある街(1962/日) 青春の門 自立篇(1977/日) 夢千代日記(1985/日)が好きな人ファンを表示する

逃げた女(2020/韓国)************

★4グダグダ会話とヘタウマズームと男の不毛な闖入という所与の定型要件を備える3題噺で、どこにも転がってかない無為を味わうホン・サンスの俳句。感情の吐露を排され物質化するキム・ミニと廃されたユーモア。踵を返した彼女は空漠を見据えるだけ。 (けにろん)[投票(1)]
★3遠くに臨む山。飲食物(焼肉、パスタ、リンゴ、酒、珈琲)。人間関係の変化の話題と突然の男性の来訪。ガミ(キム・ミニ)が立ち入ることの出来ない別階の部屋。「愛する人と離れるべきではない」と結婚以来5年間、彼女から離れることのなかった夫の初めての不在。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4お気に入りのホン・サンスの新作だ。何気なくただ映像だけを見ていると、普通の、夫の出張中に3人の友人を訪ねるロードムービーになってしまう。何か不思議な映画だけどこれがベルリンの監督賞?と思ってしまう人もいるに違いない。 [review] (セント)[投票(2)]
★3三つの挿話で構成される。各挿話とも、主人公のキム・ミニが訪問先の知人と会話する場面が中心となる。三つの挿話に共通する部分もあるが、最初の二つの挿話については、相似部分を多く指摘できる。別の言い方をすると、三つ目の挿話には謎が多い。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]