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土居志央梨の映画ファンのコメント

夜明けまでバス停で(2022/日) リバーズ・エッジ(2018/日) 赤い玉、(2015/日) 108〜海馬五郎の復讐と冒険〜(2019/日) 世の中にたえて桜のなかりせば(2021/日) 映画 太陽の子(2021/日=米)が好きな人ファンを表示する

ある男(2021/日)************

★5未読だが原作が思慮深く優れたエンターテインメントなのだろう。必要最小限しか語らない向井康介脚本と感情過多を避ける石川慶演出による俳優陣の力まざる力演が常軌を逸した人生の選択に説得力を与えて"ルビコン川の先の幸福"を、さもありなんと肯定する。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4一連のラストが、洒落ているというか、印象的というか、あるいはあざといというか、ともかく「うーん」となるというか、考えさせるものだった。 [review] (シーチキン)[投票]
★4ひとは他人(ひと)の何を見るのか。自分は自分を何と見るのか。自分らしさとは、本当の自分とは。今の自分から逃げ出したい事はありますか。☆4.4点。 (死ぬまでシネマ)[投票]
★3窮地に陥っている人間はごまんといる中でその貴重な再生チケットを手に入れながらの不運と言うか凡ミスと言うか残念と言うか。。その責任の所在は様々に拡散していく。そんでもってのあのラストは悪い意味でのB級感だったかな。窪田正 孝は陰と陽の振り幅に「翳り」のある良い俳優だ。 (クワドラAS)[投票]
★4なかなか面白い映画を見る。原作は未読だが、設定が秀逸。最初の安藤サクラの何気ない演技からこの映画に自然と入り込み、石川慶の魔術にかかり、そして映画鑑賞の喜びをしかと感じ取る。 [review] (セント)[投票(2)]
★4多くの情報の中から「その人」を印象付けるものは何なのだろう。「その人」を形作るものは何なのだろう。出自という情報(重荷)を知らなかったとしたら・・・。鏡、或いはガラスに映りこんだ自分とその奥に潜む正体の知れない自分。 平野啓一郎らしい社会への啓発に満ちた主題をまっすぐにとらえた大胆な編集(時間の流れやシーンの変換)も好感が持てた。 [review] (jollyjoker)[投票(3)]
★3ある男の得体が知れるにつれ全てが腑に落ちてしまい身も蓋もない。新たな『砂の器』としてなら窪田の来し方への寄添いが、『』的な心理の迷宮なら柄本の仕掛けが半端。サクラ筆頭に役者陣が総じて演り切れてない感があるなか小籔だけ充足。 (けにろん)[投票(2)]