★4 | 2020年の緊急事態宣言を機に、戦後日本が75年間溜め込んだ社会の歪みが噴き出して"生き場”を見失ったのは、呪文のように「自己責任」をすり込まれた世代。昭和の老残たちの郷愁と責任と悔悟が、そんな自己責任世代を覚醒へと導くポリティカル・ファンタジー。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★4 | タイトルからしてどこか負け戦的な、若しくは諦めモードな内容かと想像してた、、、例えば雨が降りしきる中、バス停でうなだれ寝落ちしてた主人公にそっと傘を差し出すような展開、、、優しい人はきっといる(はず)、みたいな [review] (クワドラAS) | [投票(2)] |
★4 | 「貧者の兵器」としての映画の力に感動する。 [review] (ペンクロフ) | [投票(2)] |
★4 | 高橋にしては平明な映画作りにびっくり。でもその平明さがゆえに、社会の底辺に棲む市井の人間たちの生き方が生々しくまぶしく浮かぶ。 [review] (セント) | [投票(1)] |
★4 | 本作が希望に見えるほど苛酷な社会に生きている現実を思い知る。 [review] (シーチキン) | [投票(1)] |
★3 | 舞台は新宿周辺。居酒屋は大久保。バス停は幡ヶ谷二丁目。その他、都庁舎の下(ふれあい通り)、新宿中央公園など。介護施設は杉並区だったが。 [review] (ゑぎ) | [投票(2)] |
★3 | 緊急事態宣言下で職を失い野宿せざるを得ない女性を社会の穢れとして駆逐しようとするNETに扇動される男というナウな図式が放逐されて社会が政治が悪いのよとの聞き飽きリベラルメッセージへと矛先を変えた傍からの再転換。本気汁の欠けたテロルの幻想。 (けにろん) | [投票] |
★2 | 市民運動にとって本作の柄本明みたいな、いまだに造反有理アタマの中核系の老人ほど迷惑な輩はいない。しかも実行する気はないらしく、腹腹時計まで持ち出したあげくに都庁前の自嘲ではフィクションとしても酷かろう。肝心な処で逃げ出す情けない全共闘世代に居酒屋で長い愚痴聞かされた気分。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] |