★4 | 強いオトコ選びの仏古典『女だけの都』(1935)から八十余年、世の中変わるものだという感慨がある。本作も古典になるのだろう。マッチョ社会撲滅は大賛成なんだが、この方策にもっといいアイディアがほしかった。本作はギャグで逃げており、そこだけ不満。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★5 | 制度に強いられ気付かぬ生き辛さを女性固有のものとしてでなく汎社会的なものとして提示してきたガーウィグの侠気こそ良し。で尚且つヲタネタ・下ネタ塗してガーリーであることも鮮やかに躍動させる。マーゴベストロール。ゴスリングもアホ十全。 (けにろん) | [投票(3)] |
★4 | 広く受けようとぼやけた笑いになりがちなコメディーと違って、多方面に狭く鋭い笑いをぶち込むセンスがいい。Photoshopの話しなんて、ちょうどドリンクを飲もうとしたタイミングだったので意表を突かれてむせてしまったわ。ジョン・シナの登場シーンも皮肉が効いてる。いろいろ話題の映画だけれど、『シュミガドーン』(AppleTV)の文脈で観ると乗れる映画だと力説したい!! [review] (ロープブレーク) | [投票(1)] |
★5 | フェミニズムの歴史と現在地。そう考えると、トム兄が牽引する近年の大ヒット映画はマッチョな「男」映画なんですな。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(4)] |
★5 | 描かれるのはジェンダーの優位性をめぐる権力闘争。いやいや、バービーランドの女性優位幻想と現実社会のマチズモ支配願望は共依存関係なのですとグレタ・ガーウィグは不毛なジェンダー論争を戯画化する。皮肉たっぷりの小ネタ連打にクスクス笑いが止まらない。
[review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★4 | やわな外見や予告編からは想像しがたい硬派な映画で、けっこうガツンとくる、社会風刺満点のファンタジー系コメディ(一部ミュージカル)。バービー人形のことをよく知っていればもうちょっと楽しめた点もあるのだろうが、ほとんど知らなくても十分楽しめる。 [review] (シーチキン) | [投票(1)] |
★2 | 世の中にはテーマ設定だけで勝ちという映画作品もあるが、本作の展開はなかなかのオールドファッションであり、誰のせいでこうなったが分かって以降、割と早い段階で耐えられなくなってくる。。。 (ひゅうちゃん) | [投票] |