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絲屋寿雄の映画ファンのコメント

銀心中(1956/日) 愛すればこそ(1955/日) 甘い秘密(1971/日) 海の野郎ども(1957/日) 狼(1955/日) 裸の十九才(1970/日) 女優(1956/日) かげろう(1969/日) 松川事件(1961/日) 悪党(1965/日) 眠れる美女(1968/日) 若い人たち(1954/日) 村八分(1953/日) 鬼婆(1964/日)が好きな人ファンを表示する

人間蒸発(1967/日)************

★5今、目のまえで繰り広げられている「現実」や「事実」といったものは、すべて「起こったこと」の「結果」であり、「起こったこと」には、偶然「起きたこと」と意図的に「起こされたこと」の双方が含まれるということ。何のことはない、ただの「日常」と同じ意味だ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]
★5当時、17才だった私でも今村の凄さが分かった。オンナが露口を官能的にも好きになり始め、夫のことなんかどうでも良くなる辺り。露口の狼狽が面白い。 (セント)[投票(3)]
★4フィクションとノンフィクションの境目を曖昧にした演出は強引としか思えないが、 女性を丸裸にする為なら手段を選ばない今村の執念には圧倒される。 今なら人権侵害で訴えられてお蔵入り確実。 (TOMIMORI)[投票(1)]
★4前半はやや退屈だし、「人間は何故、失踪するのか?」というテーマに言及出来ているかは疑問だが、面白くなるのは失踪した婚約者を追う姿を追われているはずの一般人・早川佳江が、映画を引っ張る存在へと変化し始める中盤以降。['06.10.27ル・シネマ] [review] (直人)[投票(1)]
★4客観的事実を作者の恣意に従え伝えるのが従来のドキュメンタリー。対する『人間蒸発』は、入り乱れる恣意の群を客観的にありのままに捉えた映画的大冒険である。それは酷く非人道であると同時に、人間探求の徒としての情熱と誠実さに満ち溢れている。 (町田)[投票(1)]