★5 | ある意味、森繁と凸ちゃんのボケと突っ込みの連発であり、余りに純粋なので喜劇を超えてしまった喜劇とも取れる。喜劇とは本来峻厳なものだと思い知らされる。余りのことにサイレント仕様へと先祖返りする終盤のキャメラが抜群だ。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★4 | 「おじいちゃ〜ん!」と叫ぶ高峰秀子(あくびの演技がヘタだなあ)のヒステリックな反応の方が病的とさえ思えることもしばしば。
介護とはこんなに陰惨なことばかりではなかろう(それだけに泰山木の白い花のシーンが光る)と思うだけに、もう少しボケとツッコミの可笑しさを見たかった。 (TOMIMORI) | [投票] |
★4 | 有吉佐和子という人は問題作を連発する人だが、これもある意味で社会を変えた作品のような気がしてならない。[フィルムセンター] [review] (Yasu) | [投票(2)] |
★4 | コントみたいな呆け老人演技の森繁や、次々と騒ぎを起こす舅の世話に追われてヒステリーを起こす高峰秀子に笑うが、徐々に進行する症状に段々笑えなくなってくる展開は、観終わった後に薄ら寒くさえなる。['05.10.29TOHO CINEMAS 二条] [review] (直人) | [投票(2)] |