★4 | 根本的矛盾の上(軍国主義の中)で、人道主義を貫こうとする梶の奮戦が続く。「人間を人間として扱う」。そうありたいものだが、どの社会にもいる落ちこぼれはどうする。やはり足切りしかないのか (今の日本もそう)? それとは別に、二人の愛は溢れんばかりだ。 (KEI) | [投票] |
★4 | 仲代達也が目からビーム出してる。86/100 (たろ) | [投票] |
★3 | 「第1部」も「完結篇」も兎にも角にも上映時間の終盤へ向けて感情ボルテージが高まる配慮が為されているのだが、幕間つなぎ的に小エピソードで繋いでいく本作は矢張り中だるみの一篇と言わざるを得ない。 (けにろん) | [投票(1)] |
★3 | 一見軍隊の残酷性の嵐に翻弄されているように見えて、その実、梶は過度に恵まれている。 [review] (水那岐) | [投票] |
★3 | 差別内弱者田中邦衛は内務班ものの常套で、アヤである差別内差別者佐藤慶と階級内矛盾者佐田啓二が物語の葛藤として機能せず、梶(仲代)の引き裂かれた精神と身分が誘発する「鬼」の誕生という矛盾と破綻が上滑り。あまたの軍隊ものの域に納まる。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★4 | 宮島義勇、渾身のカメラ [review] (ペペロンチーノ) | [投票] |
★5 | 原作既読。BSシネマの『山田洋次監督が選んだ日本の名画百選(家族編)』にて鑑賞。原作に忠実なストーリー運び。一切の無駄がない。仲代達矢の眼光が鋭く光るが、その眼力がさらに圧倒的になるのは第4部以降。レヴューは3部と4部に分けて記述。
[review] (IN4MATION) | [投票] |
★4 | 戦時中の映画における軍隊の描かれ方の欺瞞をことごとく剥ぎ取るかのような烈しい告発。戦時中に戦争映画のスターだった藤田進をこんな形で使っていることからもそれが分かる。[俳優座シネマ] [review] (Yasu) | [投票(1)] |