★3 | 見たときは気がつかなかったのだが、田中絹代としては老醜をさらけだしての大熱演だったのだな。 (ジェリー) | [投票] |
★4 | 独居老人の孤独を描いて寂しく、ここだけで普遍に届いている。 [review] (寒山拾得) | [投票(3)] |
★5 | 映像そのものは凝っていない。ナチュラル。権力からモノ扱いされた人間からの痛烈な憤りをラストの娼婦たちの墓の位置でメッセージした。名作。 (セント) | [投票(3)] |
★2 | 田中絹代、高橋洋子の熱演なくしては、まとまりもなければ何を訴えたいかも散漫にしか伝わらないルポと創作のキメラ作品と堕していたろう。熊井啓という監督は、ことこの作品においては無能と呼んでいいし、原作への侮辱だと断言しても構うまい。伊福部昭の音楽を下品なハッタリ節としてしか使えないのも、作品に対する真摯ならざる作り手の意識を如実に示している。 (水那岐) | [投票(4)] |
★3 | 昔、ビデオで見た時は寝たが、7年振りくらいに見たら意外に良く出来た作品でビックリ。でも、時代のせいか、熊井啓の演出のせいか、役者の演技が皆クサい。['08.8.20新文芸坐]
[review] (直人) | [投票(3)] |
★3 | リアリズムな田中絹代の現代のシーンと旧態としたスタジオドラマの過去ボルネオのシーンにギャップあり過ぎ。見た目以上に高橋洋子の本質が違うのだから連関を印象付ける演出は不可欠だった。栗原小巻が全くの不要牌だったことも強度を弱める。 (けにろん) | [投票(2)] |
★4 | 『ああ、野麦峠』か、これしか選択肢が無かったこの時代…売り飛ばされながらも、母が呉れた着物を大事にする娘の気持ち…昔だったら美談だろうが、現代では物悲しい。 (りかちゅ) | [投票(5)] |