前田亜季の映画ファンのコメント
金環蝕(1975/日) |
まるで『仁義なき戦い』。実弾(現金)飛ぶ飛ぶ。全員悪人。『アウトレイジ』なんて可愛いもんだ。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票] | |
押し捲る薩夫節が冴え多彩な演者を縦横に使い切る闊達さだが、利権を巡る鬩ぎ合いが端から勝負見えてる感があり、入札操作に尺を費やしダレる。後半、主線上に登壇する重吉は四つに組む前にはたき込まれる。負け戦なりの描き方があったと思うのだ。 (けにろん) | [投票(1)] | |
2時間40分の長尺を飽きさせない、政界版「仁義なき戦い」。濃すぎるほどに濃い、男たちの欲望ドロドロの権力闘争にぐったり。今では製作不可能なチャレンジ精神にも感服した。無表情な仲代達也が一番怖かった。 (茅ヶ崎まゆ子) | [投票(2)] |