★4 | セリフも説明もほとんどなくストーリーは進み、最後も何でそこで終わってしまうの?と思わず叫びそうになったが、脳裏には美しい映像と繰り返される楽曲、そしてイレーヌ・ジャコブの神々しいまでの美しさが強く印象に残る。 (ことは) | [投票(1)] |
★5 | キェシロフスキの映画から思うのは、希望、という文字。希望の「希」は、布の目。糸と糸の隙間。ほんの、光がこぼれるかこぼれないかの、小さな隙間から、遠く、遠くを、覗き込む。そんな繊細な、美しさ。 (booca) | [投票(3)] |
★5 | 屈折させた光。反射させた光。それを執拗に取り込んできてること。それは、「ふたりのベロニカの心を暗示」しているという月並みな解説を待たなくても、やっぱり暗示しているとしか言いようがない [review] (まご) | [投票(4)] |
★5 | 監督がいかにイレーヌ・ジャコブにほれ込んでいたかがよくわかる。音楽も最高にいい。美しい映画です。 (nene) | [投票(1)] |
★5 | すごいです。こんなに、手で丁寧に糸を紡ぐように織って作った、宝石のような映画。震えが来るぐらいです。主人公を通して、人間の本源的な存在そのものの哀しみを映してる。繊細だ。キェシロフスキの哀しみが伝わってくる。 (セント) | [投票(2)] |
★5 | 女優も撮影も照明も全てが美しすぎる。余韻を断ち切るようなカッティングも効果的。このように世界を知覚できる監督がヨーロッパに存在していたとは驚きだ。これは西洋よりむしろ東洋の感覚に近い。 (赤い戦車) | [投票(2)] |
★5 | 息を止めてみていたいような映画。くしゃみでもしたら周りの人にしばかれそうだ。 (にくじゃが) | [投票(1)] |
★5 | 映像美に捕らわれて瞬きすら出来なかった。不思議で知的で神秘的な運命。雨に唄うシーンは未だに心に残っている。永久のミラージュが更にもう一人のベロニカを生み出す心境。意志を持つ人間には、必ず心の奥にもう一人の自分が存在するのだと強く思えた。 (かっきー) | [投票] |