★4 | 例えば幕末を貴族視点で描いたら面白くなるのだろうか? [review] (ペペロンチーノ) | [投票(3)] |
★4 | 全てを見届け、これから長いのか短いのか分からぬ人生の午後を生きていく老貴族の熾き火のような感情を、克明極まりない演技で見せ付けられる。自分の属する階級への愛着と時代に取り残される忌避感覚の複雑な混交が、ベラスケスの絵画のように濃密な画面の中で展開する、その激しさ。 (ジェリー) | [投票(2)] |
★3 | もっと華麗で豪勢なものを期待していた。意外に埃っぽくてむさ苦しかった。 (ドド) | [投票] |
★3 | 豪奢な倦怠。変化していく現実の中で、敢えて時代に取り残された存在としての役を演じているかのようなファブリツィオのアイロニー。 [review] (煽尼采) | [投票] |
★4 | 舞踏会の各種イベントが人々を群体に落とし込むことで哀感を誕生させている。徹夜舞踏会の加虐に苛むランカスターにクラウディアの地中海性顔面をぶつける食傷の極みもかえって呼び塩となってランカスターを脱脂し、あろうことかそれを笠智衆化する。 (disjunctive) | [投票(1)] |
★4 | イタリアのド田舎の身分違いの男女の結婚話を、ここまでカッタルイ内容にしてしまうのはさすが。 (黒魔羅) | [投票(1)] |
★5 | フェリーニが絵画だとすれば、ビスコンティは建築。いつも扉の向こうに部屋があったり、窓の外に風景がある感じ。インテリアに興味のある方は是非御覧ください。 (ルッコラ) | [投票(8)] |
★4 | この湯水のように尽くされた贅沢、庶民としては有難く恩恵に預かりましょう。そしてドロンとカルディナーレの野卑な魅力。 (くたー) | [投票(4)] |
★5 | 遠い国の生々しくも華やかな物語が面前に広がってゆく、その幸福と不思議。その衝撃と興奮。なにがなんでもスクリーンで見るべし! (tredair) | [投票(1)] |
★4 | 革命に湧く激動の時代を皮肉に見つめる。これこそがヴィスコンティの視線。 [review] (甘崎庵) | [投票(2)] |