★4 | あまりにもあんまりな台詞まわしに最初は苦笑さえしていた私。そんな私が知らず知らずのうちに画面に釘付けになり、最後は身も心もひとつに溶けていく2人の姿に大粒の涙を流していた。いや〜参った。 (ナム太郎) | [投票(4)] |
★4 | 本作で描かれているのは、愛が成就するか否か=生きるか死ぬかに直結する、まさにギリギリの世界である。常識はずれの濃ゆい演技にしても、窮屈なフレーミングにしても、全てはこのギリギリ感を増幅させるためであり、最初は戸惑っていた我々観客も、いつしか情念の世界に引き込まれていくのだ。 (赤い戦車) | [投票(2)] |
★3 | 梶芽衣子、初めからずぅ〜っと目向いて、むちゃくちゃ危ない表情なのにキレイ!橋本功の悪役振りも、初めは画面に向かって「くっそ〜」と拳を握り締めて憎んだが、最後には画面に向かって拍手してしまう位見事な悪役振りだった。 (直人) | [投票(2)] |
★5 | 暴力描写の凄まじさや登場人物の性格の徹底性を見ても、これは間違いなく「映画」だし、傑作中の傑作だ。 [review] (ゑぎ) | [投票(10)] |
★4 | 互いを引き寄せ拘束し合う梶芽と宇崎の異様なまでの愛の磁力。世の善をすべて吹き飛ばす勢いで炸裂する橋本功の悪意。常識の壁に先を見失った井川の諦観。狭いスタンダード画面に押し込まれた人間たちがフレームをぶち壊さんばかりに濃密な情感を発散し続ける。 (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★4 | 不器用なロックンロールの自殺者。背景すら映らない二人だけの世界。梶さんはいつになく美しいが俺とは目も合わせてくれなかった。一度も。 (町田) | [投票(4)] |
★4 | 浄瑠璃言葉をハイで一本調子な木訥さで朗ずる2人。怨み節を思い詰めた目力に昇華させた梶芽衣子が一世一代の美しさで宇崎竜童の一生懸命のヘタレと絶妙な噛み具合。左・橋本・井川のサポートも強固極まりない。 (けにろん) | [投票(2)] |
★4 | 笑ってしまうくらい凄絶な心中。 (鷂) | [投票] |
★5 | 馬鹿馬鹿しいほどの力強さ。全てが過剰、全てが徹底的。これぞ増村、圧巻!→
[review] (picolax) | [投票(7)] |