★5 | まるで日本の敗戦当時を描いた成瀬監督のような物語だが。ファスビンダーは、女マリアを見事に描ききるのと同時に、ドイツが放り込まれた歴史も鮮やかに切り取った。 (ALPACA) | [投票(2)] |
★4 | ファスビンダーが映画人であることの確固たる事実。そしてハンナ・シグラの執念。無名時代を共にした二人のお互いの執念の結実、そして愛。憎悪と無情の愛。可愛さ余って憎さ100倍。 [review] (chokobo) | [投票] |
★5 | 誰ひとり幸福にならないのが凄い。特にラストには呆然。いやな映画です。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] |
★4 | 彼女の名前はマリア・ブラウン。誰よりも誰よりも、自由な女。 [review] (にくじゃが) | [投票(2)] |
★5 | ハンナ・シグラがいてこその骨太の映画。どちらかと言うと芸術映画じゃないんだけど、ドイツ史まで踏み込んだ技法がみずみずしい。ファスビンダーの代表作たる所以。ファスビンダー、もっと紹介して欲しい。 (セント) | [投票] |
★4 | 敗戦国の戦後という退廃を旨とする作家の自家籠中世界のヒロインが一途な愛を貫くのが泣かせるが、一方で切り捨てられる数多の男たちは哀れだ。スペクタクルな世界に毒と純情を程よくブレンドしファスビンダーが大衆寄りに転回した記念碑。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | ニュー・ジャーマン・シネマの至宝!ということですが、なかなか楽しめました。ハンナ・シグラはほんとにすばらしい。 (ころ阿弥) | [投票] |
★5 | 時代の復興に逆行していく悲劇を、決然と享受する主人公。列車の進行方向に座るのが苦手という事に、鮮やかに集約されている。 [review] (くたー) | [投票(4)] |