★4 | マシーナの言い訳のための、マシーナに愛を訴えるために、マシーナ主演で作った、マシーナへの大サービスの映画です。そのため、観客の気持ちは一切考えてはおりません。悪しからず。 (セント) | [投票(2)] |
★4 | ワンショットごとに込められたイマジネーションの純度の高さに圧倒され、ひと時も息を抜くことが許されない緊張感が心地よい。美と醜、善と悪、寛容と嫉妬の意識の狭間を揺れ動くうちに「映画=ジュリエッタ=観客」という三位一体がいつの間にか完成している。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★4 | 思い出の中のシーンの流れ。サーカス場の音楽と映像から草原みたいな所をロングショットの所、走る人物の止まった(ふりをする)
ところから動くタイミング、作り物って感じが好き。
その個人的な思い出が他者には伝わらない、滑稽な饒舌さも好きだけど、そこは演出的に
81/2とあんまかわらんかも。
(モノリス砥石) | [投票] |
★3 | 『8 1/2』への返し歌だが、分身の映画監督に託せば恥も見栄も曝け出せたって、女房の心の深層はフェリーニだって解る筈無い。イマジネーションが2番煎じの感じがするのはそのせいだろう。一方女の性に依拠しないジュリエッタの母親の描写などは痺れる。 (けにろん) | [投票] |
★2 | サンドラ・ミーロ最高! だが、フェリーニをもってしても、『8 1/2』の奇跡に「ダ・カーポ(もう一度)!」はない。 (若尾好き) | [投票(3)] |
★4 | 騒がしいくらいに色やイメージが押し寄せる。 (ドド) | [投票] |
★3 | なんという色遣い。なんという造形力。赤い蝋燭、朱色のカツラ、黄色い水着の女、白髪の霊媒師、白いレースのカーテン、赤い酒、炎の色。原色だけでなく柔らかなメロウな色調も実に美しい画面だ。 [review] (ゑぎ) | [投票(2)] |