★4 | 映画では修羅場の軍隊ばかり描かれるが、良き上官と良き戦友に恵まれ案外このヤマショーみたいのが実感の人も多かったかも。娑婆地獄からみりゃあ軍隊天国。しかしその相対的価値観は権力に利せられていく。古来より未来永劫繰り返されるポピュリズムの慣し。 (けにろん) | [投票(2)] |
★5 | 粗野な中に暖かさを感じさせる演技は渥美清の独壇場ですが、すでに後年の『男はつらいよ』の車寅次郎の片鱗がうかがえ、これがやっぱり一番しっくりきます。 [review] (甘崎庵) | [投票(2)] |
★5 | 山ショウ(渥美清)は、ただその時代に生まれ、彼なりの生涯を過ごしただけなのだ。そこには貧困や差別、そして軍隊があたり前のようにあっただけなのだ。そんな国、今だっていくらでもある。我々だって、ほんの少し生まれるのが遅かっただけなのだ。
(ぽんしゅう) | [投票(6)] |
★4 | 軍隊ラッパの音色に合わせて出る「新兵さんは可哀想だねェー また寝て泣くのかよォー」といったテロップが効果的。とことんヤマショーの面倒を見る中隊長加藤嘉が素適。こんな校長先生みたいな帝国軍人もいたのかと新鮮な驚き。 (AONI) | [投票] |
★5 | 短い上映時間の間にこれほど笑い、むせび泣かされる作品はそう多くない。そして父はアノ消灯ラッパを懐かしそうに口ずさむ。そういう青春もある。 [review] (sawa:38) | [投票(12)] |
★4 | 渥美清の人情味あふれる演技が素晴らしい。そして軍隊生活を笑いとばす演出もよい。それだけに、唐突な結末がいつまでも心に残る。 (シーチキン) | [投票(1)] |
★4 | 前半は軍隊を舞台に笑えるものの、こーゆー人も居たのかなぁ、と戦争や差別について考えさせられる。後半は渥美清にとっては後の「寅さん」のキャラの原型が垣間見られる(監督は違うけど)。渥美、長門裕之、西村晃、加藤嘉、桂小金治など男優陣がいずれも好演だが、女優では左幸子が光ってる。['04.4.13VIDEO] (直人) | [投票(1)] |
★4 | 渥美清は少しも我々の期待を裏切らない。いや、この作品に関しては少しやりすぎな気も… [review] (TOMIMORI) | [投票] |