★2 | 明らかに狂った設定だが何が狂っているかの探求は放棄され、演劇って素晴らしいと画面の向こうでナルシスティックに感激するばかり。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★4 | 閉塞の中、状況が許し体力にもの言わす余力を有する者なら脱走を試みたかもしれない。嬉々として集い階級を超えて芸を披露する兵士たちに、無心の喝采で応える兵士たち。これは軟派な粋人たちと、もはや戻る地を失くしたことを悟った男たちの心の『大脱走』だ。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★5 | やはり実話が一番面白い。これは和製戦争映画の最高傑作かもしれない。並み居る喜劇俳優の中では伴淳、桂小金治の芸達者振りが精彩を放つ。西村晃は役者魂見せた。ドライな小林桂樹もいい。”戦場のピアニスト”フランキーには号泣した。 (町田) | [投票(2)] |
★4 | 敵機が迫っているにもかかわらずファーストシーンから何やらほのぼのしたムードが流れているなあと思っていると、演芸分隊オーディションのシーン辺りから加速度的に戦場がユートピア化してゆく。この幸福な時間の流れは心を打つ。 [review] (3819695) | [投票(1)] |
★3 | 実際の絵で見せられると思いの外"雪"が汚くて、加東大介の原作読んで想像してたときの方がよかったなと思った。 [review] (G31) | [投票] |
★4 | 虚構と現実の危うい関係を描いて実に映画的な題材だ。さらにクレジット開けの入道雲のカットから全編に亘って非常に安定したショットの連続。しかし矢張りフランキー堺がピアノを弾くシーンが白眉だろう。フランキーもいいが、皆のリアクション演技がたまらない。 [review] (ゑぎ) | [投票(2)] |
★4 | 「芸がある」ことの幸せをこれほどまでに強く感じられる状況は無い。 [review] (緑雨) | [投票(4)] |