★4 | イジメラレタ側ってのは、つくづくスゴイと思った。在日の〈負〉のパワーは、金がないから映画が作れないという映画業界の現実さえも覆してしまうのだから。劣等感の強い私のような人間は、〈負〉にシンクロし、エネルギーに瞠目する。 (Linus) | [投票(1)] |
★3 | 後味の悪い映画だが、山本太郎を始め、端役に至るまで役者の比類無きパワーには圧巻。奥田瑛二のキャラは不必要だし、不愉快。['03.11.13京都文化博物館] (直人) | [投票] |
★4 | とにかくすごいハイテンションが最後まで持続。寝不足気味で観に行ったら寝られやしなかった。というより寝るどころじゃない。口の中に栄養ドリンクの瓶を次々に突っ込まれているみたいだ。[新宿武蔵野館3] (Yasu) | [投票(3)] |
★3 | せっかくの疾走パワーが何処にも向かわず自己完結してしまった。それはこの映画が40年前にすでに存在した今村昌平や大島渚作品の延長線上で「居直り」と「反逆」を焼き直しただけで、何故、今このテーマなのかというビジョンを持っていないからだ。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★5 | すさまじいエネルギーもそうだけど、映像がほんとクリアーで鮮烈。何故今まで日本映画、こんなきれいな絵ができないんだろうと思った。画面から元気貰っちゃったよ、久々だな、こんなこと。最後、観客から拍手を聞いたのは大人になってから初めてです。 (セント) | [投票(1)] |
★5 | ベタに生きることを恥ずかしいと思うことが恥。復興の余韻冷めやらぬ狂熱の時代を描くにはエネルギーが要る。嘗ての今村や浦山が持ち得たそれをダルな時代に叩きつけ今の時代を問い直させる。オーソドックスなカメラの縦オペレーションが新鮮。 (けにろん) | [投票(2)] |