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続・悪名(1961/日)ファンのコメント

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馬鹿まるだし(1964/日)************

★3筆達者な藤原審爾の“無法松”に捧げる物語。題にもなっている白木蓮の印象が薄いのは、山田がそれ程自分の作品にしたという表れか。一番印象強かったのは植木等だったりして・・・。 (KEI)[投票]
★4公開時は戦後復興の完成期にあたるのだが、その速度が速ければ速いほど人々の心から忘れ去られていくものも多かったのだろう。激しい変化の中で立ち止まり、古き良き時代の愚直庶民安五郎(ハナ肇)に託した山田洋次の郷愁は今でも色あせていない。 [review] (ぽんしゅう)[投票]
★4同時期の松竹喜劇作品は『拝啓天皇陛下様』でも明らかなように、単なる笑わせるだけの喜劇では終わらせない。「馬鹿な男」を笑っていた観客にラストで鋭い剣先を向けるのだ。だから再度の鑑賞は辛い。襟を正して鑑賞し直すべきなのだ。 (sawa:38)[投票]
★4私はもうこの御新造さん−桑野みゆき−には参ってしまった。山田洋次らしい図式的なキャラクタリゼーションの欠点を補って余りあるキャラクターの透明な美しさ。これは加藤泰の貢献なのか。 (ゑぎ)[投票(2)]
★4とってもバランスの取れた作品です。タイトルで損をしていることを除けば。 [review] (甘崎庵)[投票]
★2笑いを取るときの演技の崩れがもう性に合わない。強いて言えば醜男で生真面目なハナ肇が役柄にはまりすぎてて面白みを欠くか。 (G31)[投票]
★4浦岡敬一の手による(まるでソウル・バスのような)タイトルバック、山本直純のコットンクラブ風ジャズからして松竹喜劇・山田洋次作品とは思えぬモダンさ。和服の戦争未亡人を演じる桑野みゆきの美しさも出色。『無法松の一生』へのオマージュとしても、やくざもの、労働運動のパロディとしても秀逸で、結びも申し分ない。しかし、扱っている題材の割に豪放さに欠けイマイチ乗り切れない。 (町田)[投票(1)]