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続・悪名 (1961/)

[Drama]
監督田中徳三
脚本依田義賢
原作今東光
撮影宮川一夫
美術内藤昭
音楽鏑木創
出演勝新太郎 / 田宮二郎 / 中村玉緒 / 水谷良重 / 藤原礼子 / 長谷川季子 / 浦路洋子 / 須賀不二男 / 南都雄二 / 山茶花究 / 藤山浩二 / 荒木忍 / 浪花千栄子 / 上田吉二郎 / 中村鴈治郎
あらすじ時は満州事変の頃、前作で女郎の琴糸(水谷良重)を足抜けさせて男を揚げた朝吉(勝新太郎)とモートルの貞(田宮二郎)だったが、彼等のおかげで松島の縄張りを奪われ今は見る影もなくなった元親分を見かねて、対立する長五郎一家へ殴り込みをかける。これを機にやくざな世界からの引退をも考えていた二人だったが、意に反して男を見込まれた朝吉は逆に長五郎一家の縄張りを任せられる親分になってしまう。続々と増える子分衆と出費。そしてやくざ世界の汚い裏面を痛感する朝吉。そんな中で面子をかけた出入りが近づくが、突然朝吉に召集令状が舞い込んできた・・シリーズ第2作目<大映京都/93分/カラー大映スコープ> (sawa:38)[投票]
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全10 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5朝吉のやくざの考察は前作以上に踏み込んで、面白い。そんな原作を具現化した脚本が良い―テンポのよい展開、しっかりしたセリフ。父娘共演の鴈治郎は渋い存在感。主題曲多用で私は大満足。他琴糸の別れ、貞の名場面、ここという時の宮川の撮影に+1点献上。 (KEI)[投票]
★4宮川一夫の撮影技術の素晴らしさは前作より、この続編の方が際立っている。 [review] (ゑぎ)[投票(4)]
★4一匹狼がヤクザ社会から、さらに国家というシステムに組み込まれて、前作『悪名』で鮮明に打ち出された「個人(自我)」が相対的に矮小化してゆく様が描かれる。個性を奪われ他国相手の縄張り争いに借り出された朝吉(勝新太郎)の呆然とするさまに虚無が漂う。 (ぽんしゅう)[投票]
★4突然にカメラはアングルも色調も変わる。その鮮やか過ぎる変化に震える。もちろん、田宮二郎のアノ名シーンである。そして本作のカメラマンの名を思い出し、記憶に刻みつける事になるのだろう。鮮やかな鮮烈な伝説のひとつである。 (sawa:38)[投票]
★4忍び寄る戦争の影を背景に、勝新・田宮のかけあいは最高潮に達する。2人の友情(これ「兄弟」愛というのかな)にグッとくる。傑作だっせ。 (おーい粗茶)[投票]
★3庶民の猥雑さや陽気さは前作から継承しているのだが、どうも話が陰惨に落ちていく。 [review] (G31)[投票(1)]
★3映画の中の世界で宮川一夫の美術を追求して欲しかったが、急展開するシナリオのほうにもってかれた部分も大きいだろう。 [review] (t3b)[投票]
★3ファーストカットでいきなりフンドシを大写しする割に、今回の勝新はあまり脱がない。代わりに、妊娠発覚時の田宮二郎が織りなす器用な顔面操作技術にいたく感嘆する。 (disjunctive)[投票]
★3一作目と合わせるとその真価を発揮する作品です。 [review] (甘崎庵)[投票]
★3長谷川季子が演じたチェリーというキャラクターが面白い。親爺の雷、痴話喧嘩、組を挙げてのお引越しなど賑やかなシーンが多く前作よりは確実に楽しい作品。 [review] (町田)[投票]
Ratings
5点3人***
4点9人*********
3点9人*********
2点0人
1点0人
21人平均 ★3.7(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
大映のシリーズ ()[投票(3)]
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