★4 | 現実のドラマはご都合主義が多く(見えすく程、悪い方へ悪い方へワザと話をもって行っている)のでいつか忘れてしまうようなストーリーだが、幻想の冒険は単純なだけ(パン、目無し男、手、ブドウ、高い椅子、陰から出てくるパンetc)に強烈に心に残った。 (KEI) | [投票] |
★4 | 現実世界の対極に位置するのが夢想世界。けれどもファンタジーというのは必ずしも、現実に背を向け、現実から遠ざかるためのものではない。思えば、ファンタジーの主人公だって、いつも何かと戦っていたじゃないか。 [review] (JKF) | [投票(4)] |
★5 | 微塵ほども妥協のない大人のための寓話を見た。昨今、巷に溢れる覚悟の感じられないファンタジーとは明確に一線を画している。ただ・・・ [review] (TM) | [投票] |
★4 | パンが、『SAW』シリーズの「ジグソウ」に見えてしかたなかった方は他にいませんか? [review] (プロキオン14) | [投票] |
★4 | オーソドックスな演出がこの映画のどっしり感を与えている。さらに濃密な映像、CGの美しさ、面白さがこの映画が秀作であることを教えてくれる。
[review] (セント) | [投票(5)] |
★3 | 創る人間の自由だが、私はこういう映画にはして欲しくなかった。☆2.8点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(1)] |
★3 | ヴィダル大尉(セルジ・ロペス)のひげそりが見事で、この豊饒な情報量を超えるものが作中に現れない。彼は、トロのマンガ的想像力を引き立てるどころか、マンガであることの根本的な貧困を知らしめてしまう。 [review] (disjunctive) | [投票(1)] |
★4 | 現実世界に居場所を見つけられない者が、物語世界に身の置き所を求めるのは、子供であろうが大人だろうが同じだ。ただ子供は非力だ。現実、すなわち大人が作り出した世界が暴走したとき、子供はその力に抗いきれず、知らず知らずのうちに枠の外へ追いやられる。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(5)] |