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瀧の白糸(1933/日)ファンのコメント

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赤線地帯(1956/日)************

★4音楽が気持ち悪い。沢村はいつも通り(首にシップを巻いてはいないが)オカミの役。ゆめ子とより江のケースはよくある話で、ミッキーとやすみはレアだろう。ハナエはオカミに嫌味を言われながらのお勤め。あんな女の亭主になりたいと女房の陰でこっそり呟いてみた。 (KEI)[投票(1)]
★5多様な夜の女たちの生態を、厳しいセリフを織り交ぜて綴られる群像劇。古風で柔らかな三益愛子、優しさ故に、翻弄される二人の美神(ミューズ)京マチ子木暮実千代たち、そして痺れる程の現実主義者若尾文子。それぞれの人物像に立体性があり、人間の実相に迫っている。不可思議な香りもするテルミン風味満載(音楽黛敏郎)の運命交響楽。稀代のリアリスト溝口健二が、遺作にして始めて描いた抽象絵画。 [review] (いくけん)[投票(9)]
★3あくまで、「溝口にしては・・・」という留保付だが、ストーリー展開も俗に流れるきらいがあり(特に名高いラストも私は白けてしまった)、映像にもかつてのパワーはないですな。しかーし、『祇園囃子』から成長した若尾文子を見る楽しみがまだ残っている! いやぁ、成熟する一歩前の若尾様、色っぽいねえ。 (若尾好き)[投票(3)]
★3佳作ではあるが、他の溝口作品のような緊張感が伝わってこない。音楽のせいか? [シブヤ・シネマ・ソサエティ] (Yasu)[投票]
★3これだけの女の個性を、さりげなく描き分け、かつひとりひとりの気持ちの移り変わりもとらえている。大げさじゃなくね。ほんとうに凄いと思う。 (エピキュリアン)[投票]
★5売春禁止法(後に成立したのは売春防止法)が成立か否か、という社会背景がドラマをより盛り上げている。強烈キャラを演じた5人の主演女優も申し分なし。俗っぽい展開や演出も、彼女らや撮影、美術(特に貝がら)により世界に通用する芸術に。 (檸檬)[投票]
★5どのエピソードを切り取ってもシビアで、甘さのかけらもない映画。これが遺作というのは、畏敬の念を抱くほど凄いです。 (太陽と戦慄)[投票(2)]
★5やっぱり溝口は最高に上手かった。 [review] (バーボンボンバー)[投票(8)]
★4ラストには唖然。そして三益愛子が圧巻。 (直人)[投票]