フランク・フェイレンの映画ファンのコメント
ゑぎのコメント |
青い戦慄(1946/米) | アラン・ラッドとヴェロニカ・レイクのコンビ作。かなり娯楽に徹した部分もあるし、人物の遭遇に関して少々都合が良過ぎるきらいもあるが、全体にレイモンド・チャンドラーの書いたプロットの時点で、かなり魅力的だったろうと思わせる。またジョージ・マーシャルの演出もよく頑張っている。 [review] | [投票] | |
素晴らしき哉、人生!(1946/米) | この映画は格が違うね。ちょっと納得できない演出も沢山あるが、多くの人がベストに上げることはようく納得できる。 [review] | [投票(8)] | |
OK牧場の決斗(1957/米) | とりわけ美しい空を見られることが忘れ難いカラー西部劇。美しい空が見られるから西部劇は好きだ。青空の下、荒野を駈歩(キャンター、かけあし)で行く画面の快楽。 [review] | [投票(4)] | |
第十一号監房の暴動(1954/米) | 暴動の首謀者はダン。ネヴィル・ブランドが演じる。珍しく比較的まともな役だ。見る前は、どうせ彼が一番狂った役だろうと思っていたが、勿論、暴力的な性格だが、まだインテリジェンスのある役なのだ。 [review] | [投票(1)] | |
狙撃者(1952/米) | 狙撃される対象の描き方が容赦ない。特に2人目は、狙撃者−アーサー・フランツのリアクションのカットがなく、唐突に撃たれるのでびっくり。出てくる女性がみんな嫌な人物として扱われるのも徹底している。 [review] | [投票] | |
探偵物語(1951/米) | 昔見た時はリー・グラントが面白いと思ったのだが、見直してみると彼女の存在は作劇臭く少々鬱陶しい。作劇臭いということであればジョセフ・ワイズマンが一番作劇臭いが、それでも面白いから許せてしまう。 [review] | [投票] | |
ラスティ・メン(1952/米) | ロバート・ミッチャムは本当に天才的な役者だと思い知る。私は実に意地の悪い観客で、ロデオ・シーンのスタンドイン(代役)のカットの違和感を、あら探しのように注視していたのだが... [review] | [投票(1)] | |
ファニー・ガール(1968/米) | ハリー・ストラドリングの色遣いは楽しめるが、しかしミュージカル場面が悉く巧くない。特に白鳥の湖のシーンは醜悪。演じられている光景も下品極まりないが、誰のアイデアか俯瞰ぎみの斜め構図にカメラを傾ける演出が下品さに輪をかける。ラストのストライサンドの熱唱も白々しく感じる。ただしオマー・シャリフはいい。 | [投票(2)] |