★5 | スパイの妻(2020/日) | なかなか決まっとる映画でございます。黒澤も洗練され、全く無駄がない。これが元テレビドラマだなんて思えないほど黒澤のいいところが詰まっています。たまにこんなピシッとした作品を作るんだね。自由度の大きいホラーめいた作品が好きな私だが今回はブラボー! [review] | [投票(2)] |
★4 | 耳をすませば(1995/日) | バイオリンを創る主人公という設定は秀逸ですね。宮崎駿の作品にしては獰猛臭のない方で、好感が持てる。図書館のシーンは「ラブレター」を超えようとしたんだよね。そりゃ無理だよ。 | [投票] |
★4 | 億男(2018/日) | 生きているとこれがなければ生活できない主体であるオカネ。それを一体全体何者?と突き詰めた作品です。あまりに日常的な対象物なので、こう理論的(?)に提示されると、フムフムそうだなと思えるも、何か騙された感もしないではない。 [review] | [投票] |
★4 | 恋愛寫眞 Collage of our Life(2003/日) | 堤、意外といい映画にしちゃったね。結構ストーりー練ってたから驚いたよ。もうちょっと、破綻めいたところがあるのかなと、心配してましたが、どうして、どうして。いい映像・鮮烈な写真ができました。 [review] | [投票(3)] |
★4 | 世界の中心で、愛をさけぶ(2004/日) | いい出来だ。脚本がいい。ただの難病ものと思ったらとんでもない。うまいストーリーだ。感心しました。久々にピュアな純愛を堪能しました。長澤もいい。新人の森山が素晴らしい。2人の2人による2人のための愛の映画。 | [投票(3)] |
★5 | シン・ゴジラ(2016/日) | これは凄い。予告編では想像できないほど断然いい。日本でも怪獣映画のジャンルで、こんなに質のいい、レベルの高い、海外に出しても遜色のない秀作を輩出出来たのが素直にうれしい。ラストのクレジット、五十音順ですべての俳優の気持ちが結集しており見事。 [review] | [投票(1)] |
★3 | デトロイト・メタル・シティ(2008/日) | やはりマンガが原作なんですね。でも、こんなに漫画チックなマンガもまたちと珍しいというか、いかにも1960年代風ですね。完全B級映画を目指しているところはいいが、感動できるところがあまりないまま、サラーと見てしまった自分。
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★3 | キル・ビル(2003/米=日) | 劇画部分が一番残酷で気持ちが入ってしまうシーンなんだが、タランティーノは全篇真面目なんだろうな。あらゆるシーンで日本人を意識する、また実感する記憶の彼方の70年代は彼にとっては夢の時代だったんだ。 [review] | [投票] |