コメンテータ
ランキング
HELP

ジュディ・デイヴィスの映画ファンのコメント

バートン・フィンク(1991/米) 夫たち、妻たち(1992/米) 革命の子供たち(1997/豪) ダーク・ブラッド(2012/米=英=オランダ) サイレントナイト こんな人質もうこりごり(1994/米) 裸のランチ(1991/英=カナダ=日) 三十年の愛 ハメット&ヘルマン(1999/米) 殺人なんて些細なこと(2006/米) 地球は女で回ってる(1997/米) 復讐のドレスコード(2015/豪) ローマでアモーレ(2012/米=伊=スペイン) ハニーVS.ダーリン 2年目の駆け引き(2006/米) ニュー・エイジ(1994/米) 天使も許さぬ恋ゆえに(1991/英) セレブリティ(1998/米) インドへの道(1984/英=米) マリー・アントワネット(2006/米) アリス(1990/米) 目撃(1997/米) 即興曲 愛欲の旋律(1990/米) ブラッド&ワイン(1997/米) ファイナル・オプション(1982/英) ニトラム NITRAM(2021/豪) 天才スピヴェット(2013/仏=カナダ) ガウディアフタヌーン(2001/スペイン=米)が好きな人ファンを表示する

首(1968/日)************

★4我が儘放題で傲慢かますパラノイアな主人公の描き方は『日本沈没』の田所教授に繋がる小林橋本森谷の最強タッグの原点だろう。際どい倫理感をハイボルテージで擦り抜け蹂躙されるマゾヒスティックな快感。森谷司郎の多分唯一の傑作。 (けにろん)[投票(1)]
★4戦時の不穏な圧迫感と、弱者の代弁がいつしか強者への反発へと向う暴走すれすれの正木(小林桂樹)のあやうさがモノクロ・スタンダードの狭苦しい画角から吹き出すように迫ってくる。倫理と合理と使命と正義と狂気が未整理のまま提示される混沌のパワフルなこと。 (ぽんしゅう)[投票(2)]