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ケリー・コンドンの映画ファンのコメント

ドリームランド(2019/米) スリー・ビルボード(2017/米=英) きっと ここが帰る場所(2011/伊=仏=アイルランド) 終着駅 トルストイ最後の旅(2009/独=露) ラット・ゲーム(2000/英=アイルランド=米) イニシェリン島の精霊(2022/英) ダニー・ザ・ドッグ(2005/仏=米=英=香港)が好きな人ファンを表示する

英雄の証明(2021/イラン=仏)************

★4つい見てしまうイランの巨匠と呼ばれるファルハディ作品。今回は随分と通俗的な事象をテーマに、人間の行動の闇を探っている。 [review] (セント)[投票(1)]
★5自己正当化の為ついた小さな嘘が事態をどんどん悪化させる。ファルハディ自家薬籠の作劇は取材に基づく設定と融合され目眩くキレ。どうしようもない奴と切って捨ててもいい筈が姉や息子や義兄や恋人は皆こいつを護ろうと必死。家族とは元来そういうもの。 (けにろん)[投票(2)]
★4刑務所の受付で名前を名乗るシーンから始まる。一時帰郷(休暇)を許された主人公ラヒムの、数日間の皮肉な顛末。バス停に落ちていた金貨を巡って、彼とその周辺に巻き起こる騒動を、全く周到に転がして見せる、イヤらしいぐらい上手い作劇だ。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
★3私だって他人には優しく、不正には厳しい人でありたいと思っている。なのに、何も決められず状況に右往左往し流されるこの男(アミール・ジャディディ)の悪気なき愚鈍さに苛立ってしまうのは、人は“こうあるべき”という幻想に私が絡めとられた凡人だからだ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4普段は目にする機会の少ないイラン映画(「白い牛のバラッド」を見たばかりだが)。イラン流の慣習や考え方など、日本人には判りづらいところもあるが、メディアに左右される部分は万国共通か。 [review] (プロキオン14)[投票]
★4アスガー・ファルハディの語り口はまるで名人の落語のよう。死ぬほど見事なラストシーンが典型だが、映画基礎体力が高すぎる。この人が作ったら、どんな話でも面白くなってしまうのではないか。 [review] (ペンクロフ)[投票(3)]
★4ファルハディは子どもの使い方が上手いと、本作でも改めて感じた。それは、 [review] (jollyjoker)[投票(6)]