★4 | ブリジット・ジョーンズの日記(2001/米) | よくぞやった拍手物のレニー。久々に両手を広げて迎えたいラブコメ。しかし実際には、こういう女性はモテると思うんだな。こんな世渡りの下手な可愛い女性を30過ぎまで世の男性がまさに「放っておける」はずがない。見終って、そんなバカな、ではなく良かったねと思える出来。 | [投票(6)] |
★3 | キッド(2000/米) | 妻曰く「あの女優さん、彼の前妻に似てるね」。悪くはないのだが、とても短いエピソードを引っ張りすぎた感が残る。タイム・パラドックスとか突っ込みどころはあるのだが、なぜかそういうことは些細なことだと思わせるほのぼの感は味わえた。秀作ならぬ良作。 | [投票] |
★5 | 12モンキーズ(1995/米) | ブルース・ウィリス、この映画からスキンヘッドが定番に。一回だけではわからず繰り返し観て結局はめられた罠のような映画。テリー・ギリアム好きなので+1はご祝儀です。 | [投票] |
★4 | あの頃ペニー・レインと(2000/米) | 誰でも一度は作りたい「俺様映画」。実際、内容なんてあるんだかないんだか。全編を通して怠惰と刹那と感傷の垂れ流し。それでもこの監督の音楽の使い方は天才的と認めざるを得ない。S&Gの「アメリカ」をこんなに素敵に流せるなんて!たったそれだけで高評価することに躊躇いはありません。 | [投票(2)] |
★5 | トレインスポッティング(1996/英) | オープニング3分で心臓を鷲掴みにされ、そしてその緊張感が90分間を失速することなく疾走するのだからたまらない。こういう映画を10代に観てしまったら堕落の美学に侵されそう。こういう「世間を舐めきった若者たち」を焦燥感を交えて描かせると英国はさすがに巧い。脱帽。 | [投票(4)] |
★3 | ネバーエンディング・ストーリー(1984/独) | ドイツ映画なんですよね。だから我々が見知ったスターなんかいない。つまりその物語、世界観、そして魅力的なキャラクターが観客を惹きつけたということ。原作が有名なだけに、プレッシャーは相当なものだったはず。それを具現化しようとした勇気を称えたい。 | [投票(1)] |
★4 | ライアーライアー(1997/米) | ヒューマンコメディとして秀逸。コケてしまった『ケーブル・ガイ』の後にこの作品を選び、ジムが「やりすぎなかった」ことは正解。笑えてほろりとさせられた。しかし、この映画の真の立役者は子供役であることも事実。子供、動物と彼の選択は間違っていない。 | [投票(2)] |
★4 | フォレスト・ガンプ 一期一会(1994/米) | 孤高のガンプ。ある意味『チャンス』の拡大版。視点の優しさが好きです。 | [投票] |
★4 | バッファロー’66(1998/米) | クリムゾンのMoonchildで軽いタップ。この部分でKO。どんな洒落者だってこの曲でタップはさせないだろう。自分の願望や意識をそのまま口にしてしまい自ら追い込んでいく男の焦燥感。ダメ男なのは彼が一番わかっていた。リッチの母性は当時のふくよかな体型は不可欠。 | [投票(2)] |
★5 | バトル・ロワイアル(2000/日) | 監督はこの作品を観終って「良かった。面白かった」などという感想は求めてないはず。私は観終って大きな溜息と寂寥感を味わった。「戦争」というものを深作流にコミカルにバカらしく刹那的に描いた実績こそが評価されるべき。実際戦争に赴いたのはこれくらいの少年たちだったし。 [review] | [投票(3)] |
★3 | アメリカン・パイ(1999/米) | 最初のきっかけをはずすと最後まで笑えない映画。私は波に乗れなかったけど、意外にも青春映画として悪くない出来。下ネタをもう少しはずしてくれれば良かったのに。でもこの時期ってそれしか頭にないからなあ。 | [投票] |
★5 | 遠い空の向こうに(1999/米) | まるで米国映画とは思えない繊細な味わい。大スターもいない、派手さもない。でも、涙が溢れてくるような映画はたくさんあるが、心の奥がジワジワ熱くなっていく映画には久し振りに出会ったような気がする。 [review] | [投票(11)] |