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緋牡丹博徒 鉄火場列伝 (1969/)

[Drama/Action]
監督山下耕作
脚本笠原和夫 / 鈴木則文
撮影古谷伸
美術矢田精治
音楽渡辺岳夫
出演藤純子 / 鶴田浩二 / 待田京介 / 丹波哲郎 / 若山富三郎 / 里見浩太郎 / 河津清三郎 / 天津敏 / 名和宏
あらすじシリーズ第5弾。時は明治の中頃、緋牡丹のお竜(藤純子)が四国徳島で堅気だが骨のある江口(待田京介)という男の世話になった。江口は侠客から身を退いて百姓たちの後ろ盾となっていたが、折からの小作争議で百姓たちと以前に自身が組長をしていた組と対立する事になる。あくまでも堅気を通そうとする江口にお竜は男気を見る。その頃、子連れの渡世人三次(鶴田浩二)やお竜に因縁を持つ小城(丹波哲郎)も徳島の地に集まる中、力づくで百姓たちを抑え付けようとする鳴門川(天津敏)のやり方に遂にお竜の怒りが爆発する。お馴染み熊虎親分(若山富三郎)も駆けつけ・・・<東映/110分/カラー> (sawa:38)[投票]
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全7 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4俺が見た中で最もかっこいい待田京介だった。彼がかたぎにこだわることでお竜がいかにかたぎでないかが明らかとなる。また藤純子のアクションをスローで見せるという画期的試みは、その成否はともかく印象に残った。 (ハム)[投票(3)]
★4クライマックスをお竜と共闘する立役を退場させシリーズのつま若山と場違い感のある丹波に委ねざるを得ない展開が、それでも筋が通って見えるのは待田の明晰なブレの無さがあるからだ。笠原的ロジックは何故か山下耕作と相性がい良い。 (けにろん)[投票(1)]
★4立ち回りシーンの無い待田京介が、印象度で鶴田浩二を上回るという離れ業。ひとり浮いてる丹波哲郎も、観終わってみるとやっぱり必要な役だったんだ、とわかる。ただあのスローモーションは、安っぽく見えてあまり成功してないと思う。 (イリューダ)[投票(1)]
★4次から次と、侠気の男たちが登場していく。これが痺れる。なのに物語は破綻するどころか紅一点の緋牡丹をより艶やかに咲かせていく。通常なら破綻する脚本、これが笠原和夫マジックなのか。 [review] (sawa:38)[投票(1)]
★4名脚本!笠原和夫の緻密さと鈴木則文の人情味が絶妙の邂逅を果たす。サポート役の鶴田、丹波、待田は皆素晴らしいし敵役天津敏も出色の憎々しさ。山下美学が炸裂するラストは必見! (町田)[投票(1)]
★4加藤泰とはまた違う趣があって良い。笠原和夫の傑作の一つ。 (赤い戦車)[投票]
★4娯楽映画にとって話しの「筋」が面白さの命であることが良く分かる。「筋」とは「何か」を背負った登場人物たちが織り成す人生の葛藤のうねりなのだ。お竜(藤)は女を、元二代目(待田)は正義を、三代目(名和)は意地を、そして渡世人三次(鶴田)は罪を背負う。 [review] (ぽんしゅう)[投票]
Ratings
5点0人
4点8人********
3点3人***
2点0人
1点0人
11人平均 ★3.7(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
花の名前 (tredair)[投票(12)]破滅のメカニズム 脚本家・笠原和夫の世界 (町田)[投票(6)]
お命戴きます その女、藤純子 (町田)[投票(4)]
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