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競輪上人行状記 (1963/)

[Drama]
監督西村昭五郎
脚本大西信行 / 今村昌平
原作寺内大吉
撮影永塚一栄
美術大鶴泰弘
音楽黛敏郎
出演小沢昭一 / 伊藤アイコ / 南田洋子 / 加藤嘉 / 高原駿雄 / 高橋昌也 / 武智豊子 / 加藤武
あらすじ不景気で犬供養で身を立てざるを得ない宝寿院の長男、玄道(河合健二)が突然死に、次男で教師稼業で身を立てる次男、春道(小沢昭一)が呼び戻された。兄嫁、みつ子(南田洋子)に思いを寄せる春道は、父玄海(加藤嘉)から命ぜられた本道再建のお布施集めに精進するが、偶々行った競輪で大穴を当ててしまったことから、博打道に奔走、遂には玄海とみつ子が必死の思いで貯めた再建資金も使い果たしてしまうのだが…。西村昭五郎の監督デビュー作。 (けにろん)[投票]
Comments
全9 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5極めてアクチュアルな宗教映画。これほどラストの決まった映画を私は知らない。小沢昭一は天才だ。 [review] (寒山拾得)[投票(4)]
★5これを見れば西村ほどの才能がロマンポルノに身を埋めてしまったのが惜しまれる。今村的意匠は随所にあるが、的確且つ変態風味を滲ませた作風はオリジナル。そして、何かに到達するには人1人殺すほどじゃなければというサバケ方をこそ支持したい。 (けにろん)[投票(3)]
★5寺内大吉のハチャメチャな原作を今村昌平がギトギトに脚色、新人西村昭五郎がネチネチと演出し小沢昭一がマジメに演じている。四人がかりでフェリーニにも肉薄した今村重喜劇裏本命的大傑作。 [review] (町田)[投票(3)]
★4映画全体を通じて、ラストの小沢の鬼気迫る口上の長回しカットが白眉だとは思うが、こゝは役者としての小沢昭一の凄味を感じる部分であり、演出家の仕事として、最もぶっ飛んでいるのは、渡辺美佐子へのディレクションだろう。いや、本作の渡辺美佐子は最高。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
★4人間の欲の何たるかを我が身に刻みつけるように知り、ついに至った清濁あわせ飲む悟りの境地。そのあまりの真正直さが思わず笑いを誘いつつ、春道(小沢昭一)の説法の説得力の強度となる痛快さ。西村昭五郎が放つ、新人ならではのパワフルで荒削りな怪作。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4平凡な小市民、世間の荒波に揉まれて奮闘するの巻。結果、一皮むけた主人公が最後の最後で大人物に変身しているのが爽快だ。[下高井戸シネマ] (Yasu)[投票(1)]
★4だらしのない男がえんえん苦労したり地獄を見たりが続くので若干ウンザリするが、ラストのカタルシスはなかなか得がたいものであると思った。我慢して見るといいことがあるもんだ。 (ハム)[投票]
★3嘘にまみれたこの世の中で、宇宙の真実は鉄火場にしかない。この映画は鉄火場に至るまでの段取りが長すぎる。ただ、この内容で競輪場の撮影許可が下りるような野蛮な時代の気分は濃厚に味わえる。 (ペンクロフ)[投票(1)]
★2ギャンブル依存症としか思われない。 [review] (たいへい)[投票]
Ratings
5点5人*****
4点5人*****
3点2人**
2点1人*
1点0人
13人平均 ★4.1(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
脚本(ホン)だけ大将 (けにろん)[投票(4)]ブルーリボン賞助演女優賞 受賞者一覧 (寒山拾得)[投票(2)]
「仏教な映画」をご紹介します。 (Ikkyū)[投票(2)]
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