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暴動島根刑務所 (1975/)

[Crime/Action]
監督中島貞夫
脚本野上龍雄
撮影増田敏雄
美術佐野義和
音楽広瀬健次郎
出演松方弘樹 / 北大路欣也 / 田中邦衛 / 川地民夫 / 伊吹吾郎 / 佐藤慶 / 金子信雄 / 賀川雪絵
あらすじ昭和23年、殺人罪で逮捕された沢本保(松方弘樹)は島根刑務所に収監される。厳しい刑務所生活で彼が最初に親しくなったのは、無期懲役の皆川(田中邦衛)であった。だが皆川は、とある事件で沢本をかばったことで囚人のボス吉成(金子信雄)に睨まれ、罠にはめられてしまう。激昂した沢本は吉成を殺害し懲罰房へ。その時、懲罰に苦しむ沢本に皆川からの差入を届けたのが、指導囚人の川村勇次(北大路欣也)であった。その後、看守たちに「刑務所内での自由」を要求し始める沢本。彼の行動は徐々に囚人たちの中で一目置かれるようになっていった。『脱獄広島殺人囚』に続く、松方弘樹の「刑務所(ムショ)」シリーズ第2弾。95分 カラー (Myurakz)[投票]
Comments
全6 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4この松方弘樹は理性もクソもない外道そのものだが、ひょんなことから表彰されてしまったりとか、コミカルな面もあって楽しい。北大路欣也の男臭さも良いし、大島映画ファンとしては佐藤慶が醸し出すインテリ系の冷酷さも堪らない。 [review] (太陽と戦慄)[投票(1)]
★4前作に比べると、圧倒的にこなれた感じを受けます。重厚さと軽妙さのバランスが整い、展開にもメリハリが効いている。でも何より大きかったのは、「柔の松方弘樹」に対する「硬の北大路欽也」の存在。映画全体が引き締まった感じになりました。 [review] (Myurakz)[投票(1)]
★4全共闘バリケードへのオマージュに至る爽やかな(!)一篇。本作の松方も素晴らしく、戯れに首吊ってみる絞首台、チャリでの逃走、犬屋、溺れた子供助けて弱る件などなど、強面コメディがてんこ盛り。 (寒山拾得)[投票]
★4松方弘樹が可愛い。隠れた良作。 (赤い戦車)[投票]
★4囚人たちが占拠し一夜限りの自由を謳歌した刑務所。その姿はまるで学生達が占拠した東大安田講堂そのものじゃないか。共感してはいけないのは承知だが、自由の喜びが充満する画だった。ラストの唐突感さえ何とかしてくれれば文句なしの★4なのだが・・ (sawa:38)[投票]
★3空腹に端を発した懲役野郎どもの、蜂起、ゲバルトが活動方針を巡って内部崩壊へという常道をたどるのは、インテリ革命組織と同じ構図だが、最後は個人の自由へ帰結するところがミソ。松方弘樹の豪胆、北大路欣也の純真にからむ女優さんに華がないのが残念。 (ぽんしゅう)[投票]
Ratings
5点0人
4点6人******
3点2人**
2点0人
1点0人
8人平均 ★3.8(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
東映・実録ヤクザ路線とそのモデルたち (Myurakz)[投票(11)]刑務所もの・収容所もの映画 (TOMIMORI)[投票(9)]
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