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誰がため (2008/デンマーク=チェコ=独)
Flammen & CitronenFlame & Citron
製作 | ラース・ブレド・ラーベク |
監督 | オーレ・クリスチャン・マセン |
脚本 | ラース・K・アナセン / オーレ・クリスチャン・マセン |
撮影 | ヨーエン・ヨハンソン |
美術 | フリボルグ・ナナ・ドゥエ / イェッテ・レーマン |
音楽 | カーステン・フンダル |
衣装 | マノン・ラスムッセン / マーグレーテ・ラスムセン / リッケ・シモンセン |
特撮 | ヨナス・ドレーン / ドミニク・トリムボーン |
出演 | トゥーレ・リンハート / マッツ・ミケルセン / スティーネ・ステンゲーア / ペーター・ミギン / ミレ・ホフマイヤー・レーフェルト / クリスティアン・ベルケル / ハンス・ツィシュラー / クラウス・リース・オステルガールト / フレミング・エネヴォル / ラース・ミケルセン / イェスパー・クリステンセン |
あらすじ | ナチス統治下のデンマーク。フラメン(トゥーレ・リントハート)とシトロン(マッツ・ミケルセン)はレジスタンスに属し、この国の対独協力者やナチス党員を暗殺する指令を上司ヴィンター(ピーター・ミュウギン)より受け取り、実行する役目を負っていたが、想いからは自分らがこの国のために役立っているのかとの疑念が消えなかった。フラメンはある日、ナチスへの二重スパイという疑いをかけられた女、ケティ(スティーネ・スティーンゲーゼ)に愛を打ち明けられ、自らの行動の辛さを告白されて戸惑う。一方妻子のために戦い続けると信じたシトロンは、妻ボーディル(ミレ・ホフマイーヤ・リーフェルト)に愛人の存在を知らされる。〔136分/カラー/スコープ〕 (水那岐) | [投票] |
ハラワタにずん、と応えてくる重量感。自由を奪われた怒りをテロルにぶつけてゆく若者たちの心情は勇壮だが、それは若さゆえに、海千山千の中年女やゲシュタポの要人にいとも簡単に覆される。自分たちの憤りの矛先を定めるべく右往左往する男たちの、なんと哀れなる事か。 [review] (水那岐) | [投票(4)] | |
非の打ちどころなく完璧、という映画ではない。しかし驚きに満ちた強靭なロングショット、そこにおいてぶっきらぼうに突発する暴力にぼろぼろに打ちのめされる。「人が人を殺すこと」とはこうも凄まじく、あっけないものなのか。冷たい殺戮の映画――『シンドラーのリスト』『ミュンヘン』の系譜。 [review] (3819695) | [投票(1)] | |
ナチスに抵抗するレジスタンスもの、と言えば今までかなりの佳作があった。でもこの映画、ちょっと毛色が違います。レジスタンスを支援する国民の顔が見えて来ないのだ。 [review] (セント) | [投票(3)] | |
見誤った革命路線の末端の殺戮因子として「新撰組」に於ける「人斬り以蔵」的無知蒙昧な男達が初っ端から追いつめられ行き場のない袋小路で虚無と冷たい汗にまみれ自壊していく。カタルシス無き負け戦の野垂れ死に。賛意も反意もない諦観。 (けにろん) | [投票(2)] | |
レジスタンスに材をとった、陰惨な感じのあるハードボイルドとして中々にかっこ良い。やや粗いところはあるが、フラメンの放つ冷徹な殺気と、シトロンの熱のこもった殺気。二種類の殺気が存分に堪能できる一本だった。 (シーチキン) | [投票(2)] | |
劇中で何が起ころうとも、一貫して冷徹さを保つカメラ。暗がりに揺蕩う煙草の煙。光と影のコントラスト。まさしくハードボイルドな傑作。 (赤い戦車) | [投票] | |
マッツ・ミケルセンの好演が光る。72/100 (たろ) | [投票] | |
敵の姿が見えているのなら、それ程戦い易い事はない。☆3.5点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票] |
Ratings
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計 | 14人 | 平均 | (* = 1)
POV
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