ジャン・リュック.. | チャップリン | 小津安二郎 | ヒッチコック | ジャッキー・チェ.. |
FOUJITA (2015/日=仏)
[Drama]
製作総指揮 | フランソワ・ザヴィエ・デクレーヌ / へレン・オリーヴ / 平澤匠 |
製作 | 小栗康平 / 井上和子 / クローディ・オサール |
監督 | 小栗康平 |
脚本 | 小栗康平 |
撮影 | 町田博 |
美術 | 小川富美夫 / カルロス・コンティ |
音楽 | 佐藤聰明 |
衣装 | コリーヌ・ブリュアン / オリヴィエ・ベリオ / 半田悦子 |
出演 | オダギリジョー / 中谷美紀 / アナ・ジラルド / アンジェル・ユモー / マリー・クレメール / 加瀬亮 / りりィ / 岸部一徳 / 青木崇高 / 福士誠治 / 井川比佐志 / 風間杜夫 |
あらすじ | エコール・ド・パリの旗手として名を売った画家、レオナール・フジタ(オダギリジョー)。彼は毎夜パリのカフェに顔を出しては、並み居る画壇のアーティストや踊り子たちと乱痴気騒ぎに興じていた。画壇に便宜を図ってくれたフェルナンド(マリー・クレメール)を捨て、新人のユキ(アナ・ジラルド)に心を移すフジタは、バカ騒ぎが絵を綺麗にするとうそぶき、フーフー(お調子者)の渾名も甘受するのだった。だが、やがて世界を戦乱の気運が包み、フジタも帰国して戦意高揚絵画の制作に勤しむようになる。皮相的なことばを弄する妻、君代(中谷美紀)に詰られながらも、彼は彼なりの美意識をもって画業に没頭する。そして、東京は空襲に晒される。〔126分〕 (水那岐) | [投票] |
「お調子者」と呼ばれ水を得た魚のようにパリで生を開花させた男は、帰国して「先生」と呼ばれながら国家の威圧のもと死をまえに他者を意識する。「白い画」時代の有頂天と「暗い画」時代の沈鬱。藤田が体現した自我に近代日本がたどった矛盾の道がだぶる。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
どう考えても2つの時代の作風の変節に踏み込むしかない映画なのだが、風景や環境描写だけでアプローチしようとして木端微塵に玉砕したみたいだ。パリ時代のデカダンやアナーキズムの欠如が致命的。ど素人の学芸会みたい。一方、日本の水墨風景は目が覚める。 (けにろん) | [投票(1)] | |
映像が素晴らしい。ため息が出るほどだ。特に舞台が日本になると水を得た魚のごとくクラシック風音楽と混合し独特の小栗映画を供出した。 [review] (セント) | [投票(1)] | |
藤田嗣治を描いた映画ではなく、藤田嗣治を通して時代を描いた映画。美しいんだけど、それは東山魁夷じゃないのか? [review] (ペペロンチーノ) | [投票] | |
鈴木正順が撮ればよかったのに。 (もがみがわ) | [投票] | |
やはり自分の観たかったのは稀代のモダニスト画家、藤田嗣治の物語であり、小栗康平の土俗ファンタジー映画ではなかったのだ、と切歯扼腕の思いを噛みしめる。小栗の「引き受け仕事であり、藤田はもともと興味のある画家ではない」との発言がうなずかさせられる出来栄え。特に第2部の小栗節全開の展開にはアクビをかみ殺す連続だった。なお、鑑賞には予習が不可欠。 [review] (水那岐) | [投票(1)] |
Ratings
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計 | 9人 | 平均 | (* = 1)
POV
FILMの中の美の巨人たち (いくけん) | [投票(21)] |
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