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生きてるだけで、愛。 (2018/)

[Drama/Romance]
製作甲斐真樹 / 松井智 / 藤本款 / 板東浩二 / 新井重人
監督関根光才
脚本関根光才
原作本谷有希子
撮影重森豊太郎
美術井上心平
音楽世武裕子
衣装立花文乃
出演趣里 / 菅田将暉 / 田中哲司 / 西田尚美 / 松重豊 / 石橋静河 / 織田梨沙 / 仲里依紗
あらすじ躁と鬱を繰り返し睡眠障害のため引きこもり状態の寧子(趣里)は、仕事どころか家事もせずに万年床で寝てばかりいる。ゴシップ週刊誌の編集部に務める同棲相手の津奈木(菅田将暉)には、思うがままに言いたい放題で感情をぶつけるしまつ。だが津奈木は、そんな寧子の苛立ちを静かにやり過ごすように受け止めていた。その態度に寧子はさらに不満をつのらせるのだった。ある日、突然訪ねて来た津奈木の元恋人・安堂(仲里依紗)の一方的な理屈で、半ば強制的に寧子は田中夫妻(田中哲司/西田尚美)が営むダイニングバーでアルバイトをすることになった。関根光才監督の初の長編劇映画。原作は本谷有希子の同名小説。(109分) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全9 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5この点数は私の偏愛。趣里が凄い。仲里依紗も凄い。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(6)]
★5均衡からウォシュレットで鬱に入り携帯破損で躁に変じる終盤の畳み掛けは文字通り怒涛。そういう女を断罪も寄り添いもしない演出こそが胆だ。数多の世の男と女のなかに凹と凸が噛み合う人たちがいる。そういう偶然と必然を只管に衒いなく真摯に描き切ってる。 (けにろん)[投票(4)]
★5生きていること以外、何もできない女(趣里)を自然体で受け入れているこの男(菅田将暉)の不思議なスタンスは、いったい何に由来しているのだろうか。憐みや同情、いたわりや思いやりでも、優柔や依存、好奇心やおせっかい、義務や使命感でもなさそうだ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(4)]
★5本谷有希子さんの作品は演劇ではすこぶる面白いことで定評があります。常に狂気をはらんでおり、見る者を即ジェットコースターに連れて行ってくれる。そして今回は映画です。実に等距離から寧子を見つめています。 [review] (セント)[投票(3)]
★5走る趣里を、額から血を流す趣里を、のけぞる趣里の眉を唇を喉をただただ見つめてしまう。そんな映画。目覚まし時計が映る度に「ああ、何時かな。寝坊してないかな。」と心配になるけど、そう思ってはいけない映画。 (さず)[投票(1)]
★5鬱、躁、過眠症の奇矯な言動とか全裸に翻弄されて、本作をどう観たらよいかと迷ったが、‘1つの愛の物語’として捉えればよいと、思い至った。 [review] (KEI)[投票]
★4微妙に違う [review] (ぱーこ)[投票(5)]
★4荒々しく感情を揺さぶってくる趣里、受けの菅田将暉、サイコパス仲里依紗。キャラ造形の見事さにやられた。 [review] (irodori)[投票(2)]
★3仕事に支障の及ぶ過眠に際して根性論を持ち出すのはネグレクトだろう。それでもなお根性を貫く意味は何か。受難によって自分を特権視した人間が人を脅し始める。これもまた典型的な症例である。特異なのは菅田将暉のシャーマニズムのような対応だ。 [review] (disjunctive)[投票(1)]
Ratings
5点6人******
4点7人*******
3点3人***
2点0人
1点0人
16人平均 ★4.2(* = 1)

[この映画が好きな人]

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