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チワワちゃん (2019/)

[Drama/Mystery]
製作総指揮加藤和夫 / 岡本東郎
製作間宮登良松 / 瀬井哲也 / 堀内大示 / 小佐野保 / 清水啓司
監督二宮健
脚本二宮健
原作岡崎京子
撮影相馬大輔
美術小泉博康
音楽濱野睦美
衣装前田勇弥
出演門脇麦 / 成田凌 / 寛一郎 / 玉城ティナ / 吉田志織 / 村上虹郎 / 仲万美 / 古川琴音 / 篠原悠伸 / 上遠野太洸 / 松本妃代 / 松本穂香 / 成河 / 栗山千明 / 浅野忠信
あらすじ東京湾でバラバラ殺人事件が発生。ミキ(門脇麦)は被害者の若い女性が遊び仲間だったモデルの「チワワちゃん」だと知る。千脇良子(吉田志織)という彼女の本名すらミキは知らなかった。メディアのセンセーショナルな報道が続くなか、雑誌記者(栗山千明)から取材を受けたミキは、かつての遊び仲間のカツオ(寛一郎)やユミ(玉城ティナ) 、ナガイ(村上虹郎)ら と改めて「チワワちゃん」との思い出をだとり始めるのだった。だが「チワワちゃん」の恋人で彼女を最初に仲間に引き込んだヨシダ(成田凌)とは連絡がとれないままだった。1994年の岡崎京子の原作を現代に置き換えた27歳の二宮健による監督・脚本作。(104分) (ぽんしゅう)[投票]
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全7 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5嵐のように過ぎ行くモラトリアム期の無軌道と軋轢と煩悶を描いて平成の終わりに飛び出した松竹NVの感。それは瞬く間に終わる儚い夢であり殺されたチワワちゃんも程なく忘れ去られるだろう。現場の海岸で手向ける花が猶予期間の終焉を表象する切なさが出色。 (けにろん)[投票(2)]
★4あたかも虚構のような現実を、現実として描くには、出来事の流れを無視して“瞬間”の集積を描いた方が説得力があるのかもしれない。このスピードにまかせ、虚飾の断片を寄せ集めただけにみえるPVのような映像は、確かにきっちりと物語を語るだけの力を持っている。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
★4薄弱者を憐れむ後ろめたさに苛まれる門脇には、それが知的優越感になっている自覚もある。この厭さを隠すためにムギムギが性欲の対象になって当事者性を獲得させる件は唐突で、結果としてラスボス浅野の価値観を超えるものを提示できず、 [review] (disjunctive)[投票(2)]
★4自爆テロのような現代的事象でドラマを彩ってはいるが、紙一重で背反している「ウザさ」とそれを見過ごさせる「可愛さ」とを併せ持つ真正の「アイドル」が存在した時代を描いているのだろう。セックスフレンドの自信を無化させ、一方で女たちの耳目をも奪う行動もできたスター。彼女は祭礼が終わっても狂騒を引きずらせ、死とともに終焉させた。 (水那岐)[投票(2)]
★3ある意味ウォン・カーウァイ『欲望の翼』だが、ドラマとしては一歩も進まず横に移動しただけの印象。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(1)]
★3ヨシダが萎えたときのミキの醒めた表情と、なんとか勃たせようと間を繋ぐヨシダの惨めさが草。『ヘルタースケルター』『リバーズ・エッジ』に続き、本作も華やかに見えるだけで、内容のない話。 [review] (IN4MATION)[投票]
★2資本に消費させられた「自爆テロ」の顛末記。昔のMTVみたいな撮影美術に劇伴で、ハーモニー・コリンみたいな批評が当然加わるのだろうと思いきや何とそれだけ。 [review] (寒山拾得)[投票]
Ratings
5点1人*
4点3人***
3点4人****
2点2人**
1点0人
10人平均 ★3.3(* = 1)

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