★4 | 序章、一章から七章、終章で構成されている。安政5年初夏から3年後の晩春までの期間の話。全編モノクロかと思っていたが、各章の最後のカットはカラー。 [review] (ゑぎ) | [投票(3)] |
★4 | 小さな物語が好感度高く、とりわけ江戸末期の『糞尿譚』詳述が素晴らしい。しかし文明開化礼賛はいろいろ辛気臭いし、これがキネ旬1位とは小さかろう。 (寒山拾得) | [投票(2)] |
★4 | 父はおきくを良い娘に育てたなと思う。開けゆく世界の広大な普遍の片隅に唯一無二の存在として在る彼女を愛おしむ物語は黒木華でなければ成立しなかった。糞尿に偏執的に拘るオフビート感が面映い青春を地に足をつけたものに昇華する阪本喜劇の佳作。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | 阪本の新作だ。この人の作品群がそのまま私の映画歴ともなる。さて、今回は珍しくエコをテーマに、江戸末期の文明砲がとどろく時代の市井の人々を描く。 [review] (セント) | [投票] |
★3 | 泥中の蓮。輪廻の物語。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(1)] |
★3 | 武家社会が行き詰まり身分制度にほころびが生じ始めている江戸末期。知らず知らずのうちに時代が動いているのだ。暮らしという日々の円環に閉じられている彼らの生活は、もうすぐ外の世界の循環の輪とつながろうとしているのだ。そんな「大事」を彼らは知る由もない。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★3 | 思い出したようにカラーが挟まれるが、これはやっぱりモノクロでないと観るのがちょっとつらい。幕末に近い江戸の町を舞台にしているだけに、世の中は大きく動こうとしているのだろうが、それらとは無縁に必死で生きる若者の姿を描いているから青春映画だな。 [review] (シーチキン) | [投票] |