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復讐・運命の訪問者 (1997/)

製作須崎一夫
監督黒沢清
脚本高橋洋
音楽吉田達也
出演哀川翔 / 六平直政 / 清水大敬 / 大沢逸美 / 鈴木ヒロミツ / 大杉漣 / 由良よしこ / 小日向文世
あらすじ幼い時に一家を惨殺された刑事の安城(哀川翔)は、その後遺症のせいか拳銃を使用することに抵抗を感じていた。そのため、覚醒剤捜査の最中に容疑者の男を捕り逃し自殺されてしまった。自殺男の保護司として遺体の引き取りに現れた宮地(清水大敬)を見て安城は愕然とする。その男こそ、あの時の一家を惨殺犯の一味だった。安城は復讐の念を秘め宮地の素性を追う。すると実行犯である宮地の弟で凶暴な野獣のような知治(六平直政)と、兄弟が異常に甘え慕う姉のときえ(由良よしこ)の存在に行き着いた。クリーニング店を営むこの男女たちの正体は、裏社会から殺しを請け負う闇の殺し屋派遣業者だった。復讐シリーズ第1弾。(83分) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全10 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5復讐の肥大妄想癖を描かせたら黒沢清は凄いな。悲惨というのとは違う、復讐という名のファンタジーになっていて、これはそういう他に同じジャンルの映画があるかどうか怪しい、独自の位置を占める映画。演技の範囲の狭そうな俳優陣の使い方も良い。 (t3b)[投票]
★4遺体安置室の照明が素晴らしい。ハードボイルドな筆致が黒沢清らしく、また虚無的な物語を語るのにフィットしている。由良よしこは『蛇の道』のコメットさんの原型だろう。OPで玩具の拳銃が映し出されていた通り、「拳銃だけが残った」。 (赤い戦車)[投票]
★4六平直政の怪演は一見の価値あり。 (ユウジ)[投票]
★4六平直政が切れまくりの怪演で圧倒的存在感を示している。その他の悪の一家 メンバーも強烈無比な個性的キャラクターで目眩がしてくる。 哀川翔のクールな演技もますます渋い。巻き込まれて殺される人々が切ない。 (フランコ)[投票]
★4笑っちゃったなあ。六平の演技やばいよ。 (青木富夫)[投票]
★4もうなにもない男が、よりからっぽになるための復讐淡。息が詰まる。 (ハシヤ)[投票]
★3「復讐」の名の下に、0地点へと引き寄せられていくニンゲンたち。〔3.5〕 [review] ()[投票(2)]
★3復讐四作品中1番ストレートな展開で難解さは無い。ホラータッチな画作りを随所に入れたオフビートなクライムアクションで纏まってる。ただ、殺人一家の醸し出す奇っ怪なイメージが後半の銃撃戦になると一気に無個性化してしまうのが残念。それはあのレザーフェイス一家は銃を持たずして最恐だったと再認識出来る事でもある。 (クワドラAS)[投票(1)]
★3まずは荒唐無稽の一歩手前で踏ん張り虚構的リアルさを途切れさせない高橋洋の脚本が巧み。それに応える清水大敬六平直政の兄弟キャラの対比が強烈な推進力となる。黒沢清も丹念に物語を綴り、エキセントリックな割には意外と正攻法なエンタメ。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★3流れが北野の「その男凶暴につき」に似ている感じがしたが、切れが鈍い。あの、キモ悪姐御の対戦を期待していたが、あっけなかった。しつこさが足りないねえ。でも、全体には楽しめたしが、まだまだ未完成の域。黒沢の習作なんだろう。 (セント)[投票]
Ratings
5点5人*****
4点12人************
3点13人*************
2点0人
1点0人
30人平均 ★3.7(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
「泣かぬなら 俺が泣くぜホトトギス ホーホケキョ」(哀川翔) ()[投票(5)]続編のあるホラー映画part4 (t3b)[投票]
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