コメンテータ
ランキング
HELP
ジャン・リュック..
************
チャップリン
************
小津安二郎
************
ヒッチコック
************
ジャッキー・チェ..
************

機械じかけのピアノのための未完成の戯曲 (1977/)

Neokonchennaya pyesa dlya mekhanicheskogo pianino
Unfinished Piece for Mechanical Piano

[Drama]
監督ニキータ・ミハルコフ
脚本ニキータ・ミハルコフ / アレクサンドル・アダバシャン
原作アントン・チェーホフ
撮影パーヴェル・レベシェフ
音楽エドゥアルド・アルテミエフ
出演アントニーナ・シュラーノワ / ユーリー・ボガトイリョフ / アレクサンドル・カリャーギン / エレーナ・ソロベイ
あらすじある夏の一日、死んだ将軍の後妻アンナの屋敷に、近所の没落貴族が集まり、パーティを繰り広げる。アンナを愛人とする妻子ある教師プラトーノフは、ここで昔の恋人ソフィアと再会、ここからもつれが複雑化していく。チェホフの喜劇をミハルコフが鮮やかに映像化した、まさに人間ドラマである。現在DVDで入手可能です。 (らくだーら)[投票(1)]
Comments
全12 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5何回も観たい素晴らしい秀作。ロシア的な感じが全くしない。人生の機微を描いてその陰影がすごい。 (セント)[投票]
★5DVDで見直しましたが、やはり良いです。チェホフの描く没落貴族モノは現代の日本においてこそ、よりリアリティを感じます。 (らくだーら)[投票]
★4採光窓付舞台劇。 [review] (埴猪口)[投票(2)]
★4あまりにもチェーホフ的な世界。興味のない人にはまだるっこしいのかもしれんが。悲喜劇の微妙なバランスを熟知している人の仕事と見た。 (くたー)[投票(2)]
★4白い白い。観るものみんな白い。 [review] (甘崎庵)[投票]
★4ミハルコフチェーホフ好きなのは有名だが、この短編の描写にミハルコフチェーホフの生い立ちが重なる。いずれも貴族的だ。この退廃の描写はロシア映画というよりもフランス映画、あるいはヴィスコンティ的でもある。 [review] (chokobo)[投票]
★4哀愁と空虚さを写し出す陽の光。この陽光があるからこそ、映画として素晴らしい。 (goo-chan)[投票]
★3コンセプトは悪う筈もない。ただただ映画的ケレンが不足なのと下世話な世界に及び腰なのだ。曰わくありげな長ったらしいタイトルにちょっと期待しすぎた。インテリ貴族達の斜陽にしても男女の不倫愛にしても今一食い足りない。大体、花火があれじゃあかん。 (けにろん)[投票(1)]
★3光の映画。窓枠を通じて床に映じる光。暗きに灯されるランプの光。一瞬あたりを明るく照らしてはまた暗きに沈む花火の光。チェーホフは知らないが、人間の在り来たりと言えば在り来たりな卑小な苦悩がロシアの大地の風光の中に溶ける。それは決して「癒し」ではないだろうけれど、やさしいことはやさしい。 ()[投票]
★3自動ピアノと群像=『ゲームの規則』か? 劇的な驚きと盛り上げがもう少し。 [review] (マグダラの阿闍世王)[投票]
★3なんてゆうか、こういう出来事の外側で生きていたいと思うけど、そうもいかないのよねぇー…と見ながら思っておりました。ふつふつと。映像が美しかったです。 (OCTA)[投票]
★3ミハルコフ自身が上流階級出身だからしようがないのかもしれないが、ミハルコフにはもっと違うテーマや素材の映画を撮ってほしい (ハミルトン)[投票]
Ratings
5点4人****
4点14人**************
3点13人*************
2点2人**
1点0人
33人平均 ★3.6(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
題目への異常な愛情又は私は如何にして心配するのを止めないでこれらの作品を観ようとしないのか (アルシュ)[投票(30)]キネマ旬報増刊 映画史上ベスト200シリーズ掲載作品一覧 (寒山拾得)[投票(10)]
Links
IMDBThe Internet Movie Database
検索「機械じかけのピアノのための未完成の戯曲」[Google|Yahoo!(J)|goo]
検索「Unfinished Piece for Mechanical Piano」[Google|Yahoo!]