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しろばんば (1962/日)
[Drama]
監督 | 滝沢英輔 |
脚本 | 木下惠介 |
原作 | 井上靖 |
撮影 | 山崎善弘 |
美術 | 松山崇 |
音楽 | 斎藤高順 |
出演 | 島村徹 / 北林谷栄 / 芦川いづみ / 渡辺美佐子 / 宇野重吉 |
あらすじ | 大正初期の伊豆湯ヶ島の山村。小学生の洪作(島村徹)は、沼津に住む軍医の父(芦田伸介)と母(渡辺美佐子)から離れ母方の本家の当主の妾であった、ぬい婆っちゃ(北林谷栄)と2人暮らし。ぬいは最初は嫌々預かったのであったが今では洪作のことが可愛くて堪らない。或る日、本家の次女のさき子(芦川いづみ)が女学校を終え新任教師として湯ヶ島に帰って来た。優しいさき子が帰って来たのも又嬉しい。さき子も洪作に何かと目をかけて可愛がる。ひいきと騒ぐ同級生もいるが、洪作は優等生街道をひた走る。そんな日々ではあったが、さき子は同僚の中川先生(山田吾一)と恋におちて妊娠してしまったのだ…。井上靖の自伝的小説を木下恵介が脚色した。 (けにろん) | [投票] |
背景にある複雑極まる人間関係を整理しその深遠な奥行きと、とり巻く嘗ての日本の「家」制度を浮き上がらせる脚色者木下恵介の腕の冴え。慈愛とノーブルを纏った北林谷栄のおばあちゃん役が絶品でラストの突き抜け方は懊悩や悲哀を振り切り感動的だ。 (けにろん) | [投票] | |
鳴滝組の生き残り、滝沢英輔の傑作。本作を見た後に、例によって脚本家(木下惠介)の仕事ぶりをオモンパカりたい、という不純な動機で、井上靖の原作を読む。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
豪勢な美術、冒頭は極上、大正時代の天城越えの乗合馬車の風情もいい。これが昭和になると『有りがたうさん』の上原謙のバスになるんだ。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] | |
郷愁的な視点で観ている自分に気づいた時には、もう既にこの映画に呑まれていた。田舎道、先生とのひととき、しかも決め手に箱根八里。今ではナンセンスだろうが、これはこれで良い。いずれにしても丹念な作品だ。木下惠介監督の脚色があったからこそ、かな。 (リヤン) | [投票(1)] | |
この映画を観て以来「箱根八里」が愛唱歌になりました。[★3.5] (movableinferno) | [投票(1)] |
Ratings
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計 | 8人 | 平均 | (* = 1)
POV
脚本(ホン)だけ大将 (けにろん) | [投票(4)] | パーソナル・カルト20 (けにろん) | [投票(3)] |
自立しゆく少年 (けにろん) | [投票(1)] |
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