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緋牡丹博徒 お命戴きます (1971/)

[Action]
製作俊藤浩滋 / 日下部五朗
監督加藤泰
脚本大和久守正 / 鈴木則文 / 加藤泰
撮影わし尾元也
美術吉村晟
音楽木下忠司
出演藤純子 / 鶴田浩二 / 若山富三郎 / 待田京介 / 上岡紀美子 / 関本健 / 名和宏 / 河津清三郎 / 小松方正 / 内田朝雄 / 嵐寛寿郎
あらすじ上州熊谷在にやって来た緋牡丹のお竜こと矢野竜子(藤純子)は、軍部御用達の兵器工場が廃液と煤煙を流した為、周辺の田畑が汚染されていることを知る。鉱山会社社長の大村(内田朝雄)、軍部の畑中大尉(小松方正)と新興やくざの富田(河津清三郎)の3者は結託して利権を貪っていた。一方、農民側に立って交渉役を買って出たのが地元の農家出身の侠客、結城(鶴田浩二)で、お竜は、その人柄に惹かれるのであった。しかし、両者の対立は、やがて、抜き差しならない状況に発展し、結城は富田の放った刺客に闇討ちされる。そして、お竜は単身適地に乗り込むのだ…。シリーズ第7作。 (けにろん)[投票]
Comments
全8 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5このシリーズの中でも加藤泰の作家性が最も色濃く表れた作品。これでもかこれでもかと凝った構図が連発されて、ややしんどく感じないでもない。 [review] (ハム)[投票(5)]
★4この藤純子は菩薩のように美しい。結城(鶴田浩二)一家に草鞋を脱ぎ子供と戯れるつかの間に見せる母の顔。一転、はだけた黒髪振り乱しドスをふるう修羅の顔。止めの返り血受けながら、子供の視線で我に返って見せる恥じの顔。全てひとりの女の顔なのだ。 (ぽんしゅう)[投票(3)]
★4 ラスト10分、とてつもなく美しく強く、そして哀しい「お竜さん」が見れる。斬られた喪服から鮮血とともに緋牡丹が覗く、これをエロティックと呼ばずに何というのだろう。 (sawa:38)[投票(1)]
★4ケレン味ある演出と画面から漂う気品・厳格さの相反ぷりが加藤泰らしくて面白い。構成は他のシリーズ作よりいささか弱いか。 (赤い戦車)[投票]
★4ゴジヘド』と同年製作が意味をもつ公害問題が映画のモチーフをも浸食したメルクマール。シリーズ中では本流とは言えないかも知れないが、背景の荒みと穢れの陰影が末期感に感応し藤純子の殺陣に於けるシリーズ最高の濃厚なエロティシズムを引き出した。 (けにろん)[投票]
★3主人公が倒す敵は一方的な悪と決まっていて、それはカタルシスを生むための必然であり何ら問題ではないのですが、 [review] (たかやまひろふみ)[投票(3)]
★3劇画のようなお竜の創造。構図の角度や、固定キャメラの長回しなど独特な味わいが加藤泰の特徴。他監督作品以上に、お竜に貫禄と懐深さが出る。ロケ撮、セット撮の配合がうまく、地域性や季節感が香り立つ。河津清三郎天津敏を超えた。 (ジェリー)[投票]
★3大きな敵にも一歩も引かないお竜さん。 [review] (たいへい)[投票]
Ratings
5点2人**
4点10人**********
3点5人*****
2点0人
1点0人
17人平均 ★3.8(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
花の名前 (tredair)[投票(12)]ワンシーンに懸ける情熱〜加藤泰”映画華” (町田)[投票(5)]
お命戴きます その女、藤純子 (町田)[投票(4)]
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