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Yasuさんのあらすじ: 更新順

★3家族の肖像(1974/仏=伊)引退した老教授(バート・ランカスター)はローマで隠遁生活を送っていた。その静かな日々は、ある日邸宅の2階を間借りしたいとやってきた侯爵夫人・ビアンカ(シルバーナ・マンガーノ)によって乱される。やがて、2階にはビアンカの若い愛人・コンラッド(ヘルムート・バーガー)が住むようになり、この2人とビアンカの娘、その婚約者の奇妙な関係に、教授も次第に巻き込まれていく。[130分/カラー/シネマスコープ] [more][投票(2)]
★3素晴らしき放浪者(1932/仏)世をはかなんだ浮浪者のブーデュ(ミシェル・シモン)が川に身を投げた。偶然それを目撃していた書店主のレスタンゴワ(シャルル・グランバル)は飛び込んで彼を助け、さらに衣食住も提供してやる。ところが助けられたブーデュは打って変わって尊大な態度を取りはじめ、レスタンゴワ夫人(マルセル・エーニア)とメイドでレスタンゴワの愛人、アン・マリー(セブリーヌ・レルシンスカ)のイライラは募るばかり。やがてレスタンゴワもブーデュを厄介払いしたいと考えるようになる…。[投票]
★3冬物語(1991/仏)フェリシー(シャルロット・ベリー)とシャルル(フレデリック・バン・デン・ドリーシュ)は恋人だった。しかし行き違いがあった二人は、そのまま連絡が途絶えてしまう。そして時は流れ、フェリシーは家族とパリに住み、マクサンス(ミシェル・ボレッティ)とロイック(エルベ・フュリク)という二人の男性がいた。しかしシャルルの想い出を捨て切れない彼女は、二人のどちらにも踏み込んだ関係を持てないのだった…。フェリシーとシャルルの別れから5年後の、クリスマス前から大晦日までの2週間足らずのうちに起こる一編の物語。ベルリン国際映画祭で2部門受賞。[投票]
★4キャリア・ガールズ(1997/英=仏)アニー(リンダ・ステッドマン)が大学時代のルームメイト・ハンナ(カトリン・カートリッジ)に会いに、ロンドンへ6年ぶりにやってきた。お互いに人生のキャリアを重ねてきている二人は、愚痴や悩みごとを話し合いながら、ロンドン中を動き回ったり、かつての知人と偶然出会ったりして、学生時代の色々な出来事を思い出す。前作『秘密と嘘』の編集と並行して撮影され、また『秘密と嘘』と同じく、脚本を使わず俳優と相談してキャラクターを絞り込んでいくという方法が採られた。[87分/カラー/ヴィスタ][投票]
★3パリ、18区、夜。(1994/仏)女優志望のダイガ(カテリーナ・ゴルベワ)がリトアニアからパリに単身やってきた。親類を頼って何とか住む場所と当面の仕事を見つける。彼女が働くことになったホテルには、カミーユ(リシャール・クルセ)という黒人ダンサーが住んでおり、そのカミーユにはミュージシャンのテオ(アレックス・デスカス)という兄がいる。そしてその頃、パリでは老女を狙った連続強盗殺人事件が世間を騒がせていた…。[110分/カラー/ヨーロピアンヴィスタ] [more][投票(2)]
★1栄光への脱出(1960/米)1947年、パレスチナへ渡ろうとするユダヤ人たちでキプロス島の収容所は満杯だった。しかしアラブ人たちとの衝突を懸念する英軍が移送をためらううち、英軍将校にしてユダヤ人地下組織のリーダー、アリ・ベン・カナン(ポール・ニューマン)の下、ユダヤ人たちは「エクソダス」号船上でハンストに入る。英軍の将軍と知己の米人女性、キティ(エヴァ・マリー・セイント)は看護婦として船上で手伝ううち、自分たちの国を作りたいという彼らに共鳴していく。[208分/カラー/シネマスコープ] [more][投票]
★3艦隊を追って(1936/米)海軍の艦隊がサンフランシスコに入港した。昔ダンサーだった水兵のベイク(フレッド・アステア)は、元パートナーのシェリー(ジンジャー・ロジャース)と再会する。ベイクの入隊以来鳴かず飛ばずのシェリーのため、ベイクは友人のツテを頼って色々と骨を折るが、ことごとく裏目に出てしまい上手くいかない。一方、ベイクの軍隊仲間のスミス(ランドルフ・スコット)と知り合い、恋に落ちたシェリーの姉・コニー(ハリエット・ヒリアード)は、彼女は苦手なタイプと、スミスに冷たくあしらわれる。やがてベイク・スミスを乗せ出航した艦隊は、数か月後にまたサンフランシスコに戻ってきた…。[投票]
★5コンドル(1939/米)アメリカに帰る航海の途中、南米の港町に立寄ったボニー(ジーン・アーサー)は、この町で小さな航空会社を開いているジェフ(ケイリー・グラント)と知り合う。パイロットも兼ねる彼は、深い霧で危険な峠を越えて郵便や荷物を運んでいた。そんなジェフに興味を覚えたボニーは、船を降りてこの町に留まる。やがて会社に新しいパイロットのバット(リチャード・バーセルメス)が加わるが、その妻のジュディ(リタ・ヘイワース)が、かつてジェフの恋人だったこと、そしてバット自身もかつて不名誉な事件を起こした嫌われ者パイロットであることを、やがてボニーは知るのだった。[121分/モノクロ/スタンダード][投票]
★4ゲームの規則(1939/仏)人妻のクリスティーヌ(ノラ・グレゴール)を愛する飛行士アンドレ(ローラン・トゥータン)。妻のクリスティーヌを愛しつつも愛人との関係を続けているラ・シェネイ侯爵(マルセル・ダリオ)。アンドレとクリスティーヌの共通の友人・オクターヴ(ジャン・ルノワール)。侯爵が別荘で催す狩猟に彼らが集まった。狩猟の日、仮装パーティの夜と、彼らが織りなす「ゲーム」。そしてこの「ゲーム」の結果は…。[112分/モノクロ/スタンダード] [more][投票(1)]
★3上流社会(1956/米)大邸宅に住む金持ちのトレイシー(グレース・ケリー)が再婚することになった。別れた夫で売れっ子ミュージシャンのデクスター(ビング・クロスビー)は、彼女への未練もあり面白くない。そこへ、トレイシーの父親のスキャンダルを握ったゴシップ雑誌から、記事にしない引き換えに結婚式を取材させろという要求が来て、記者・マイク(フランク・シナトラ)がやってくる。トレイシーの心は再婚相手とデクスター、マイクの3人の間で揺れ動くのだった…。当時既にモナコ大公妃となることが決まっていたグレース・ケリーの引退作品。[投票]
★2セプテンバー(1988/米)かつての大女優ダイアン(エレイン・ストリッチ)が、娘のレイン(ミア・ファロー)の家に帰ってきた。時同じくして、レインの親友ステファニー(ダイアン・ウィースト)、ハワード(デンホルム・エリオット)、作家の卵ピーター(サム・ウォーターストン)らがレインの家に集まる。彼ら男女6人は皆、自分が愛する相手をこの集団の中に見い出していた。しかし皆、自分が想っている相手は自分を愛してはいなかったのだった。彼らの愛情のベクトル、ダイアンとレイン母娘の確執が、嵐の夜の中に浮かび上がる。[投票]
★5有頂天時代(1936/米)ショーダンサーのジョン(フレッド・アステア)は、マーガレット(ベティ・ファーネス)との結婚式に遅れ、彼女の父親から「2万5千ドル稼ぐまで結婚を許さん」と言われてしまう。ニューヨークに出たジョンは、ダンス教師のペニー(ジンジャー・ロジャース)と出会い、最強のダンスカップルが誕生。しかしジョンにはマーガレットという婚約者、そしてペニーには彼女に求婚しているバンドリーダー、リカルドという存在があった。[103分/モノクロ/スタンダード] [more][投票(2)]
★4魅せられて四月(1991/英)新聞に「60ポンドでイタリアの別荘貸します」との広告を見つけたローズ(ミランダ・リチャードソン)とロティ(ジョシー・ローレンス)の2人の中年女性。 家庭生活に行き詰まりを感じていた二人は、早速持ち主と話をつけて別荘を借り受ける。しかし2人で60ポンドは高いと、さらに2人シェアする人間を探すことに。そして集まったのが気難し屋の老婦人・フィッシャー夫人(ジョーン・プローライト)と美貌の資産家の娘・キャロライン(ポリー・ウォーカー)だった。かくして別荘「サン・サルバトーレ」で、彼女たち4人の共同生活が始まる。ミランダ・リチャードソンジョーン・プローライトはゴールデングローブ賞でそれぞれ主演・助演女優賞を受賞。[投票]
★4腰抜け二挺拳銃(1948/米)何者かがインディアンに武器を不法に横流ししているらしい。拘留中の凄腕ガンウーマン、カラミティ・ジェーン(ジェーン・ラッセル)は、保釈と引き換えに捜査官と夫婦を装って調査せよと命じられる。しかし捜査官が何者かに殺され、彼女は臆病な歯医者、ペインレス・ポッター(ボブ・ホープ)をたらし込み捜査の隠れ蓑にすることに。しかし途中でポッターを襲撃しようとしたインディアンを、彼女が物陰から全員倒してしまったため、(本人含め)皆ポッターが凄腕ガンマンだと勘違い。おまけに犯人グループも、ポッターが捜査官だと思い込んでしまい…。[91分/カラー/スタンダード][投票(1)]
★3コンチネンタル(1934/米)アメリカ人ダンサー・ガイ(フレッド・アステア)は公演先のイギリスで出会ったミミ(ジンジャー・ロジャース)という女性に一目惚れしてしまい、再会を求めて彼女を探し回る。一方そのミミは、愛情の冷めた夫と離婚を考えており、ガイの友人であるあまり有能でない弁護士・エグバート(エドワード・エベレット・ホートン)に調停を依頼していた…というのが大筋なのだが、IMDbのPlot欄にも「この映画ではストーリーなど歌と踊りのための言い訳に過ぎない」とあったのが言い得て妙である。本作を含め9本を数える「アステア&ロジャース」コンビの主演第一作。主題歌「The Continental」はアカデミー賞でオスカー(主題歌賞)を獲得した。[投票]
★5フレンチ・カンカン(1955/仏)19世紀末のパリ。興行主の老紳士アンリ(ジャン・ギャバン)は、愛人のダンサー・ローラ(マリア・フェリックス)を目玉にしたショーを展開していたが、場末のカフェで踊る洗濯女・ニニ(フランソワーズ・アルヌール)を発見し、かつての流行だった踊り“カンカン”を復活させることを考えつく。フレンチ・カンカンと名付けられたこの企画、ローラの邪魔やニニの周囲でのトラブルにもめげずに何とか船出。果たしてその結果やいかに? [102分/カラー/スタンダード][投票(2)]
★3ノーバディーズ・フール(1994/米)サリー(ポール・ニューマン)は初老の土木作業員。半年前の作業中の事故で足が不自由なサリーは、雇い主・カール(ブルース・ウィリス)を訴えるが負けてしまい、おまけに家主である老婦人・ベリル(ジェシカ・タンディ)の息子からは、家を売ってテーマパークに投資するという理由で立ち退きを迫られている。そんなサリーの元に、長いこと会っていなかった息子・ピーター(ディラン・ウォルシュ)が孫たちを連れてやってきた。主演のポール・ニューマンはベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞。ジェシカ・タンディの遺作であり、本編の最後には彼女への献辞が入っている。[投票]
★2プレタポルテ(1994/米)全世界のファッション関係者が注目する大イベント、パリ・コレクションが今年も始まった。世界各国から続々と詰めかけてくるデザイナー、トップモデル、ジャーナリストにバイヤーたち。その中にロシアからやってきた正体不明の男(マルチェロ・マストロヤンニ)がいた。彼と関係があるらしい業界の大物、フォンテーヌ(ジャン・ピエール・カッセル)が突然謎の死を遂げる中で、パリコレは数多くの愛憎劇を裏側に含みつつ、表向きは派手に、賑やかに進行していく。実際のパリコレの会場にキャメラを持ち込んで撮影し、数多くのデザイナー(ソニア・リキエル他)、ミュージシャン(シェール他)、トップモデル(ナオミ・キャンベル他)たちが本人役で出演している。[投票]
★3グレン・ミラー物語(1954/米)ジャズ界で一世を風靡したミュージシャン・編曲家、グレン・ミラーの生涯を、ロサンゼルスのパッとしないトロンボーン吹きだった青年時代から、自身のバンドを率いて成功を収め、そして第二次大戦に従軍中、パリへの飛行機に乗ったまま消息を絶つまで、グレン(ジェームズ・スチュアート)と妻のヘレン(ジューン・アリスン)を中心に描いた伝記映画。全編を「ムーンライト・セレナーデ」「真珠の首飾り」「イン・ザ・ムード」などの有名曲が彩り、ルイ・アームストロングベン・ポラックら大物ミュージシャンが本人役で出演して華を添えている。アカデミー賞録音賞受賞。[投票]
★3ベートーベン(1992/米)郊外に暮らすニュートン家に迷い込んできた一匹の子犬。「ベートーベン」と名付けられこの家で飼われることになったこの犬は、やがて巨大なセントバーナードに成長した。子どもたちはいい遊び相手ができて大喜びな一方、ベートーベンの度重なるイタズラに手を焼く父親のジョージ(チャールズ・グローディン)は、一家の主としての面目が立たず、機会があればこの犬を追い出したいと思っている。ちょうどその頃、生体実験で多くの犬が必要なバーニック博士(ディーン・ジョーンズ)は、野良犬・飼い犬お構いなしの“犬狩り”を密かに計画していた…。[87分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more][投票(1)]