コメンテータ
ランキング
HELP

Yasuさんのあらすじ: 点数順

★3日本解放戦線 三里塚の夏(1968/日)1966年、新しい国際空港が千葉県成田市の三里塚周辺に建設されることが決定した。地元農民たちは直ちに反対運動を起こしたが、翌年になり、条件付きで賛成の農家の土地で測量が開始され、それに伴って反対派農民たちの阻止運動も一段と高まっていく。本作は1968年4月から7月にかけ、土地に立入り調査をする空港公団職員、それを護衛する機動隊と、阻止しようとする農民・全学連の学生たちの闘争を、「三里塚映画班」として農民側についた小川プロがとらえた記録である。同じ題材で合計6本作られた「三里塚」映画の第1作。[105分/モノクロ/スタンダード][投票]
★3リロ&スティッチ(2002/米)宇宙の遥か彼方のとある星で、遺伝子操作によって「実験体626」という名の凶暴な生物(声:クリストファー・マイケル・サンダース)が生まれた。しかしその626は危険とみなされ、生みの親である博士ともども捕らえられてしまう。逃走して地球にやってきた626は、ハワイ島に住む女の子、リロ(声:デイビー・チェイス)に拾われ、「スティッチ」と名付けられた。姉(声:ティア・カレル)と二人暮らしで寂しかったリロは、スティッチという仲間ができて喜ぶのだった。しかし、「626」を連れ帰ろうとする星からの追っ手が、リロとスティッチを陰から引き離しにかかる…。[85分/カラー/アメリカンヴィスタ][投票]
★3点と線(1958/日)福岡・香椎の海岸で、心中と見られる男女の遺体が発見された。男は中央省庁の課長補佐、女は料亭勤めと判明。しかし地元署の刑事・鳥飼(加藤嘉)は、心中にしてはでき過ぎだと不審感を抱き、東京から捜査にきた刑事・三原(南広)と捜査を始める。そして浮かんできたのは、死亡した男の上司と癒着のあった商事会社の社長・安田(山形勲)。どうもこの男が怪しいのだが、しかし、この男のアリバイは完璧で…。[85分/カラー/シネマスコープ][投票]
★3ドリアン ドリアン(2000/仏=香港=中国)大陸から一家で香港に流れてきた少女・ファン(マク・ワイファン)は、家族で皿洗いの仕事をしながら香港の裏通りに暮らしている。いつもそこを通る派手な格好の若い女性・イェン(チン・ハイルー)は、同じく大陸から出稼ぎの仕事に来ていた。仕事というのは売春のことだ。一日に十数人もの客をとることもある。それを知ってか知らずか、ファンはイェンに警戒心を隠さない。そんなことはお構いなしに毎日淡々と“仕事”をこなすイェンだが、やがて彼女のビザの期限が残りわずかになり、香港を去らなければならない時が刻々と迫ってくる。[117分/カラー/ヴィスタ] [more][投票]
★3阿弥陀堂だより(2002/日)妻の病気をきっかけに、それまで暮らしていた東京から夫の故郷である長野の山村に移り住むことになった、売れない小説家と優秀な医師の夫婦(寺尾聰樋口可南子)。夫の恩師夫妻(田村高廣香川京子)や、山麓の小屋で一人暮らしをする老婆(北林谷栄)など村の住人に、そして信濃の美しい自然に囲まれながら、夫婦の暮らしは少しづつ落ち着きを取り戻していく。長野に暮らす医師・南木佳士の原作を映画化した、小泉堯史監督の第2作。[128分/カラー/アメリカンヴィスタ][投票]
★3白昼堂々(1968/日)日本各地のデパートで大がかりな万引き事件が相次いでいた。犯人の鮮やかな手口の前に、デパート側も警察も無力で、捜査に当たっている刑事・森沢(有島一郎)も犯人の目星が全くつかずに腐る日々。そんな森沢はある日、かつて彼がお縄にしたスリで、今は九州の元炭坑町で働く勝次(渥美清)を訪ねる。勝次から婚約者・よし子(倍賞千恵子)まで紹介され、勝次が立派に更正しているのを見て満足して帰る森沢。ところが彼が去ったとたん、勝次とよし子はボロ住まいに不釣り合いな品物を、家のあちこちの隠し場所から引っぱり出しはじめる。そう、万引きの犯人グループとは、勝次の率いる部落の住人たちだったのだ。[81分/カラー/シネマスコープ][投票]
★3この素晴らしき世界(2000/チェコ)第二次大戦中、ナチスドイツ占領下のチェコスロヴァキア。ヨゼフ(ボレスラフ・ポリーフカ)とマリエ(アンナ・シィシェコヴァー)の若い夫婦が住む町にも、ユダヤ人狩りの波が押し寄せてきた。ヨゼフの雇い主だったユダヤ人一家もゲットー送りになる。ところがある日、この一家の息子・ダヴィド(チョンゴル・カッシャイ)が脱走して戻ってきた。成り行きでダヴィドをかくまうことになったヨゼフとマリエだが、それはナチに知れると生命に関わるというだけでなく、夫婦の知人で親ナチ派のホルスト(ヤロスラフ・ドゥシェク)の目を欺かなくてはならないということでもあった。[120分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more][投票]
★3サラーム・シネマ(1995/イラン=仏)「Salaam Cinema!(こんにちは映画!)」─1995年は映画がこの世に生まれて100年目に当たる年。これを記念した映画を作るため、モフセン・マフマルバフ監督はイラン中の映画ファンを集めて、大オーディションを開催することにした。集まった人々(その数実に4000人!)は監督の前で「自分がいかに映画に出たいか」をひとりひとりアピールし、一方で監督のほうは彼らに容赦ないつっこみを入れていく。[90分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more][投票]
★3墨東綺譚(1960/日)東京の郊外、隅田川の東にある遊廓。ここでお雪(山本富士子)と順平(芥川比呂志)は出会った。中学教師の順平には妻・光子(新珠三千代)がいたが幸せな結婚生活ではなく、その反動のように彼はお雪にのめり込んでいく。しかし、それは順平の同僚教師(東野英治郎)を通じて光子の知るところとなり…。[120分/モノクロ/シネマスコープ][投票]
★3SWEET SIXTEEN(2002/英=独=スペイン)スコットランドの小さな町。リアム(マーティン・コムストン)は、近く16歳の誕生日を迎えようとしていた。父はいない。母(ミシェル・クルター)はヤクの売人の恋人・スタン(ゲイリー・マコーマック)の身代わりで服役中。シングルマザーの姉・シャンテル(アンマリー・フルトン)は家を出ている。もうすぐ出所してくる母のために金が必要だ。今やってるタバコ売りじゃ儲からない。ヤクを売って稼ごう、そうすれば家を見つけてまた家族みんなで暮らせる…。リアムのそんな純粋な思いは、親友・ピンボール(ウィリアム・ルアン)も巻き込んで、やがて次第にあらぬ方向へ動いていく。[106分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more][投票]
★3ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密(2002/米)ブロードウェイで活躍する劇作家・シッダ(サンドラ・ブロック)は、長らく会っていない母親・ヴィヴィ(エレン・バースティン)のことを語った雑誌インタビューがもとで、ヴィヴィと半ば絶縁状態になってしまった。精神不安定なヴィヴィとますます険悪になるシッダの仲裁に出てきたのが、ヴィヴィの長年の友人たち「ヤァヤァ・シスターズ」(マギー・スミスフィオヌラ・フラナガンシャーリー・ナイト)の3人。シッダを故郷のルイジアナへ強引に連れてきた彼女たちは、シッダに若い頃のヴィヴィ(アシュレイ・ジャッド)のことを語る。そしてかつての母親の姿をシッダも思い起こすのだった。[116分/カラー/シネマスコープ][投票]
★3狐と兎(1973/露)冬の間住んでいた氷の家が春になって融けてしまった狐に、住んでいた家を乗っ取られてしまったウサギ。森をさまよう間に出会った狼・牛や熊に事情を話し、狐を追い出そうとしてもらうのだが、狐のほうが強く、てんで頼りにならない。困ったウサギが最後に出会った勇敢な動物は…。ユーリ・ノルシュテインが初めて単独で演出した作品。[12分/カラー/スタンダード][投票]
★3極北のナヌーク(1922/米)カナダ北東部・ハドソン湾東岸地域に住むイヌイット、ナヌーク(彼らの言葉で“熊”の意)一家の暮らしをとらえたドキュメンタリー。白人たちとの交易やアザラシ狩り、イグルー(氷の家)作り、そして越冬の様子などが描かれる。[52分 (1947年編集サウンド版)/モノクロ/スタンダード/サイレント] [more][投票]
★38 Mile(2002/米=独)8 Mile Road─それはデトロイト中心部と北部の郊外を区切る道。道を挟んだ市外局番313のデトロイト側は黒人が住む街、局番810の北側は白人の街である。その中で、B・ラビットことジミー(エミネム)は白人でありながら313側に暮らし、黒人の音楽であるラップで成功することを夢見ていた。しかし同居する母親(キム・ベイシンガー)との折り合いは悪く、ライバルたちにはケナされ、仲間たち(メキー・ファイファー他)とウダウダつるむだけの日々。そんな彼は、モデルになっていつかNYへ行くというアレックス(ブリタニー・マーフィ)に出会い、刺激を受けるのだった。[110分/カラー/シネマスコープ] [more][投票]
★3O侯爵夫人(1976/独=仏)普仏戦争の頃の北イタリア・M市。この街の新聞に「身に覚えのない妊娠をした。父親は名乗りでてほしい」という奇妙な広告が載った。広告主はO候爵夫人(エーディト・クレバー)。事の起こりは、夫人の父である大佐(ペーター・リューア)が司令官として率いるM市の要塞が、数か月前にロシア軍に攻め落とされたときだった。ロシア兵に暴行されそうになった夫人を、ロシア軍の伯爵(ブルーノ・ガンツ)が助け、やがて夫人を愛するようになった伯爵は結婚を申し込むが、夫人がはっきりした返事をしないでいるうち、なぜか彼女に子どもができたことがわかり…。[103分/カラー/スタンダード] [more][投票]
★3夏の庭 The Friends(1994/日)小学6年生の3人組、木山・河辺・山下(坂田直樹王泰貴牧野憲一)は、「人の死」に興味を持つ年頃。ちょうど夏休みなのを利用して、近所の荒れ放題の家に住む、喜八(三國連太郎)という独り暮らしの老人を観察することにした。覗かれているのに気付いた喜八老人は3人を追い払うものの、やがて彼らはいつしか仲良しになっていた。喜八がかつて「弥生」という名の女性と結婚し、別れたことを聞かされた3人は、この女性を見つけだして喜八に引き合わせることを思いつき、「弥生」という名の老女(淡島千景)を探し出すのだが…。[113分/カラー/アメリカンヴィスタ][投票]
★3次郎長三国志・初祝い清水港(1954/日)マキノ雅弘監督による東宝版・次郎長シリーズ第7部。久しぶりの清水で一息つく次郎長(小堀明男)たち。一家に預けられた少年・喜代蔵(長門裕之)は一人前になる修行に励む一方で、お仲(久慈あさみ)を母親のように慕っていた。母親のいない彼は、お仲に「次郎長親分の女房になって自分のおっ母さんになってくれ」とまで言う。一方で、次郎長たちが旅に出ていた間に一戦交えた、尾張の久六(千葉信男)一家が殴り込みに来るという噂が立っていた。そんな中、沼津からやってきた次郎長の兄弟分・佐太郎(堺左千夫)の店でフグ料理で大酒盛を開く一家であったが…。[87分/モノクロ/スタンダード][投票]
★3次郎長三国志・勢揃い清水港(1953/日)マキノ雅弘監督による東宝版・次郎長シリーズ第4部。タイトル通り本作で主な登場人物がほぼ出揃う。清水に戻った次郎長(小堀明男)のところに、子分志望の魚屋・豚松(加東大介)が足しげく通ってくるようになった。しかし地元の堅気衆は子分にしない建前の次郎長は相手にしない。そんな中、石松(森繁久彌)と三五郎(小泉博)が出会った行き倒れの巡業力士一行を助けるため、次郎長一家は相撲の興行を打つことになる。ところが、三五郎と因縁のある甲州のやくざ・黒駒(石黒達也)が、この興行を邪魔するべく出張ってきて…。[80分/モノクロ/スタンダード][投票]
★3次郎長三国志・次郎長と石松(1953/日)マキノ雅弘監督による東宝版・次郎長シリーズ第3部。旅の途中の次郎長(小堀明男)一行に助太刀した森の石松(森繁久彌)は、感謝して「ぜひ仲間に」という一行の申し出を辞退し、自分も旅を続ける。ところが途中で知り合った若い衆・三五郎(小泉博)と泊まった宿場で、壺振りのお仲(久慈あさみ)という美女に、2人してすっかり参ってしまう。一方、次郎長一行のほうも、バクチの現場を役人に押さえられ、みんなして牢の中へ。次郎長一家の旅、まだまだ前途多難。[87分/モノクロ/スタンダード] [more][投票]
★3エロス+虐殺(1970/日)大正時代の革命活動家・大杉栄、そして彼を取り巻く2人の女たち…女権論者の神近市子と革命家の伊藤野枝。この3人の愛憎のもつれから、神近が大杉を刺傷するという「日蔭茶屋事件」が1916年に起こった。196X年の現代においてこの事件を研究する女子学生・永子(伊井利子)は「この事件はこう展開していたかもしれない」という“別の可能性”について考える。そんな永子の日常と並行して、大杉(細川俊之)、神近をモデルとする女性・正岡逸子(楠侑子)、そして野枝(岡田茉莉子)の姿が描かれ、やがてこの2つの物語が、白昼夢のように時空が入り交じって進行する。[164分/モノクロ/シネマスコープ] [more][投票]