| ★3 | 森のリトル・ギャング(2006/米) | アライグマのR.Jは冬眠中のクマの食糧を盗もうとするが失敗、逆に一週間以内に人間たちの食べるスナック菓子を大量にクマに返さなければならなくなった。苦境に立たされたR.Jは、冬眠から醒めたばかりの小動物たちのファミリーと出会う。ファミリーは目の前の森が新興住宅街で開発され餌の確保が出来なくなった事に愕然としていたのだ。そこでR.Jはお人よしな彼等を使って人間たちからスナック菓子を奪う事を考える。奇想天外な方法で順調に菓子を集めていたかに見えた彼等だったのだが・・・<85分> | [投票] |
| ★3 | 悪名市場(1963/日) | 清次（田宮二郎）からの久しぶりの便りは刑務所からだった。清次に詐欺の片棒を担がせたペテン師が四国に逃げた事を知った朝吉親分（勝新太郎）は単身海を渡るが、そこの港町には何と朝吉と清次を名乗る偽者（芦屋雁之助/小雁）が町を治めていた。そんな偽朝吉にぞっこんの女（瑳峨三智子）、そして偽朝吉を利用して商店街の権利を狙う地元ヤクザ。朝吉は身分を隠し偽者一家の客分として様子を探ることにしたのだが、地元ヤクザとペテン師が仕組んだカラクリが明らかになるにつけ、朝吉の我慢も遂に限界に達してしまうのだった。<大映京都/85分/カラーシネマスコープ> | [投票] |
| ★3 | 兵隊やくざ 殴り込み(1967/日) | 前作同様、時間軸を終戦前に戻したシリーズ第7作。インテリの有田上等兵（田村高廣）と女と喧嘩が大好きな大宮一等兵（勝新太郎）は私腹を肥やすことに懸命な上官たちの中にあって、ただ独り清廉な連隊旗手の香月少尉（細川俊之）に好感を抱いた。娼館で不正取引を知った大宮は逆に営倉にぶち込まれるが、香月少尉に助けられる。そんな中、激戦の度を増す戦局に香月少尉が軍旗護衛の為基地を出るが襲撃されたという報告を聞いた大宮は単身救援に向かうのだが・・<大映京都/90分/白黒ワイド> | [投票] |
| ★3 | 新 兵隊やくざ(1966/日) | またしても軍を脱走したふたり（勝新太郎/田村高廣）は八路軍の攻撃を受け窮地に立つが、友軍に助けられ不本意ながら軍隊に復帰する。そして三度目の脱走を敢行したが金が無く、天津の町で浪曲師に成りすまして軍隊から物資の略奪を計画し、ひと財産築くもいかさま博打で文無しに・・そうこうするうち、女郎屋の主人になったふたりの前に脱走兵の正体を知る青柳憲兵隊伍長（成田三樹夫）が現れ雲行きが怪しくなってきた。腐敗した憲兵隊に大宮貴三郎の義侠心が爆発する。シリーズ全9作中の第3作。<大映東京/86分/白黒ワイド> | [投票] |
| ★3 | 続・兵隊やくざ(1965/日) | 軍隊を脱走した大宮一等兵（勝新太郎）と有田上等兵（田村高廣）だったが、ゲリラの襲撃によって負傷し病院へ収容され、そこで出会った看護婦恭子（小山明子）に一目惚れするも再び北支の前線に戻される。恭子からもらったアソコの毛をお守りに狂喜する大宮。だが、そこで目にする腐敗の数々に大宮の反骨魂がまたしても炸裂するのだった。本作の途中からナレーションが田村から勝に変更された。シリーズ全９作の第２作。<大映京都/92分/白黒ワイド> | [投票] |
| ★3 | 帰って来た木枯し紋次郎(1993/日) | 上州の峠の茶屋の脇の俗名「木枯らし紋次郎」の墓が立っている。だが、５年前に死んだと思われていた紋次郎（中村敦夫）は木こりの棟梁に一命を救われ堅気として生きていた。その棟梁の渡世人の息子が崇めるのが因縁浅からぬ木崎の五郎蔵（岸部一徳）。棟梁から息子を呼び戻して欲しいと頼まれた紋次郎は不穏な百姓一揆が計画されている上州の地へ再び舞い戻るのであった。72年にＴＶドラマで一世を風靡した同作をＴＶ版でも監督を務めた市川崑が撮る。<東宝/96分/イーストマンカラー> | [投票] |
| ★3 | 国定忠治(1960/日) | 天保七年、凶作にあえぐ上州国定村に忠治（三船敏郎）が戻ってきた。百姓は離散し、あこぎな圧政で臨む代官（藤田進）に忠治の妹は手篭めにされ精神を病んでいるのを知る。配下の円蔵（加東大介）等と共に代官屋敷へ乗り込み蔵の米と小判を百姓に分け与えるが、忠治一党に対する関八州の取締役の詮議は厳しさを増し、一党は赤城山山中に潜伏する。忠治を慕う百姓たちだったが、篭城すること三年「赤城の山も今宵限り」、遂に忠治は捕方がひしめく山を突破する決意をした。<東宝/101分/カラー東宝スコープ> | [投票] |
| ★3 | 花実のない森(1965/日) | ふとしたことから謎めいた美女・みゆき（若尾文子）と知り合った自動車セールスマンの梅木（園井啓介）は、女の素性を調べることに躍起になる。そんな最中、同じようにみゆきの魅力に取り付かれ追い掛け回す浜田（船越英二）という男と出会い、男にとってアリ地獄のような女の魔性を知らされる。伯爵家の娘でありながらヤクザや複数の男と関係するみゆき、近親相姦を想わせる偏執的な兄（田村高廣）。梅木は恋人（江波杏子）を家政婦として伯爵家へ送り込んだ。深まる謎の中、ヤクザが惨殺される事件が起こる。さらにみゆきの周辺で事件は連鎖していく・・・<大映東京/89分/カラーワイド> | [投票] |
| ★3 | 魔性の香り(1985/日) | 出版社に勤める江坂（ジョニー大倉）は大雨の夜、川に身を投げた秋子（天地真理）という女を助け同居することになる。やがて恋仲になり結婚をも視野に入れ始めたある日、江坂がスナックで面識を得た男が惨殺された。男がこれから会うと言っていた女の名は「秋子」。不安に苛む江坂は秋子の別居中の亭主を訪ね、秋子の素性を聞き込み、ますます疑念が深まった。遂に江坂は秋子に対し行動をおこしたのだが・・・
<にっかつ/90分/カラー ワイド> | [投票] |
| ★3 | 傷だらけの人生 古い奴でござんす(1972/日) | 昭和6年、満州事変を境に軍部で利権を図る一派が侠客の世界に干渉してきた。従軍慰安婦200人の手当てを天王寺の石切一家に依頼してきたのだった。狙いは飛田新地の遊郭。だが、そこは敵対する富士上一家のシマうちである。石切の尖兵となった分家の大西竜三（若山富三郎）は筋の通らぬ話と知りつつ横車を押す。富士上と兄弟分の盃を交わし、かつ隆三の実の兄でもある大西栄次郎（鶴田浩二）が仲裁に乗り出し一旦は抗争は収まったかに思えたのだが、強硬な軍部の意向はふたりの兄弟の運命を悲劇へと推し進めていった。<東映京都/92分/カラー ワイド> | [投票] |
| ★3 | イラク―ヤシの影で(2005/豪) | 2003年春、イラク戦争開戦の4週間前のイラクの地で暮らす平凡な市民たち。世界はアメリカ軍による侵攻のカウントダウンに指を折る中、イラクの地ではあまりにも平凡で平和な風景が続いていた。2週間前、1週間前、攻撃開始の準備が進む状況を予見しながらも彼等の生活は変わらない。2日前、1日前、12時間前・・・そしてバグダッドは巡航ミサイルの雨に晒される。その後再びバグダッドへ戻ったカメラは戦後の彼等の生活を淡々と描いていく。2005年山形国際ドキュメンタリー映画祭で好評を博し、市民賞を受賞した。92分。 | [投票] |
| ★3 | ワースト☆コンタクト(2005/日) | 仲間から「死神」と恐れられるヤクザ：生垣幸太郎（哀川翔）が中国マフィアとのでかい取引を任された。取引現場へ向かう途中で幸太郎は浮浪者風の男と出会う。男（板尾創路）は自分は宇宙人だと言い張る。20年前、少年だった幸太郎に命を助けてもらったという宇宙人は、その時の約束を果たしに来たという。その約束とは、「地球を滅亡させる」こと。周囲の関係者のドタバタが続くそんな中、肝心のヤクが紛失してしまった・・取引までアト3時間。果たして地球の運命は・・・<93分> | [投票] |
| ★3 | 座頭市御用旅(1972/日) | シリーズ第23作。師走間近の荒野で妊婦が斬られ金二十両を奪われた。居合わせた座頭市（勝新太郎）がにわか産婆となり赤子を産み落とすも妊婦は絶命する。赤子を抱え途方にくれる市は父親のいるという塩原の宿場へと向かったが、宿場は鳴神の鉄五郎（三國連太郎）が進出し混乱の極みであった。赤子の叔母にあたる八重（大谷直子）に赤子を託した市であったが、その八重も明日までに金二十両を返済しなければ女郎に堕ちる運命だった。さらに様々な誤解から市は妊婦殺しの犯人とされ命を狙われる。頼みの綱は老目明しの藤兵衛（森繁久彌）のみだった。<東宝＝勝プロ/90分/シネマ スコープ> | [投票] |
| ★3 | 座頭市あばれ火祭り(1970/日) | 座頭市シリーズ第21作。関八州の多くの親分衆を従え裏の世を支配する盲目の闇公方（森雅之）は絶大な権力を誇っていたが、同じ盲目でありながら正義漢面する座頭市（勝新太郎）を苦々しく思い、次々と追っ手を差し向けた。だが、そんな追っ手を切り伏せる市に対し、力では駄目だと次なる刺客に選んだのが喜代（大原麗子）だった。市と旅を共にする内に市への愛情に気づく喜代。しかし、そんな喜代に待っていたのは闇公方の卑劣な罠であった。さらに市を斬ることを目的とする謎の浪人（仲代達矢）が市を追っていた・・・<勝プロダクション＝大映京都/96分/大映スコープ> | [投票] |
| ★3 | スナイパー 連続狙撃犯(2003/米) | 事件が始まったのは2002年10月2日だった。メリーランド州のスーパーで男性が狙撃され死亡した。翌3日は各地で5人もが同様に狙撃される。被害者に共通する項目はなく、無差別の犯行であった。警察の捜査は手がかりのないまま時間だけが過ぎ、市民は見えない恐怖に晒され、その間も無差別の狙撃は続いていった。警察が容疑者を特定した24日までに被害者は13人（死者10人）におよんだ。「ワシントンD.C.エリア連続狙撃事件」として全米を震撼させた事件に一部脚色を加えて映画化された。<89分/カラー> | [投票] |
| ★3 | 侠客列伝(1968/日) | 明治40年、賭博禁止条項に危機感を募らせた侠客たちは愛国団体へ衣替えを図ろうとしていた。だが、その結成式の世話役を任された小田原酒勾一家の半次郎（菅原謙二）だったが、若衆の伊之助（高倉健）らは不安が隠せなかった。そして案の定式の当日、世話役を命じたはずの清水（河津清三郎）が進行に難癖をつけ、堪忍袋が切れた半次郎は逆に殺されてしまう。さらに酒勾一家は一年間の謹慎の処分を受け仇討ちにはやる若衆たちの屈辱の日々が始まった。そして一年、小田原の縄張りを奪っていた清水一派に人斬りの異名を持つ浅次郎（鶴田浩二）が草鞋を脱ぐことになり、伊之助を斬るよう命じられた・・<東映京都/106分/カラー>
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| ★3 | トルコ行進曲 夢の城(1984/日) | ちろりん村こと“雄琴"のソープランド（トルコ）嬢のアリス（奈美悦子）は、かつて養父に犯され母にも絶望し、この世界に足を踏み入れていたが、子連れの客（小林稔侍）と結婚を翌日に控え新しい人生を歩もうとしていた。そんな時腹違いの妹が突然アリスの許に現れた。妹に付き纏うチンピラ、そしてまたアリスの許にもかつてのヒモ（鈴木ヤスシ）が現れる。明日の朝には幸せが待っているはずのアリスの24時間が始まった。<にっかつ/84分/カラービスタ> | [投票] |
| ★3 | 極道の妻たち 赤い殺意(1998/日) | 高島礼子主演第１作、シリーズ通算11作目。高須組組長の息子・俊之（野村宏伸）は父の家業を嫌い堅気として新妻由紀（高島礼子）と結婚した。だがその直後、父は何者かによって暗殺され2代目に実子の俊之の名が挙がった。堅気として生活していた俊之だったが一転、極道の世界に足を踏み入れようと決断する。だがそれは、組内部の亀裂を生じる原因にもなった。そして俊之と由紀が襲われる。俊之を後援していた若頭・田所（永島敏行）の妻（かたせ梨乃）の懸命の看病で一命を取りとめた由紀は組幹部の根元（中尾彬）に狙いをつけ、密かに復讐の機会を狙うのだが・・<東映京都/106分/カラー> | [投票] |
| ★3 | 新網走番外地 さいはての流れ者(1969/日) | オホーツク海に面した小さな漁港に姿を現した末広勝治（高倉健）は子連れで無一文。食堂の女主人（星由里子）等の忠告に反発し、漁業権を独占しようとする田丸組の船に乗り込む。田丸組は無法者の若島（山本麟一）等が、対立する日野組への嫌がらせを繰り返していた。田丸組に嫌気が差した末広は日野組へ鞍替えするが、その嫌がらせは大事な漁の最中に頂点に達した。だが、それは事故を招き、若島は末広に逆に命を救われる。涙を流す若島だったが、田丸組の容赦無い仕打ちはさらにエスカレートするのだった。<東映東京/93分/カラーワイド > | [投票] |
| ★3 | 人生劇場 続飛車角(1963/日) | 再び獄中に囚われた飛車角（鶴田浩二）の出所の日が近づいた。だが飛車角を待ちわびていた筈のおとよ（佐久間良子）が失踪する。失意の飛車角は縁あって新宿の桔梗組に迎えられ、対立する浅草の堂本一家との争いで男気を魅せ、逆に堂本一家の跡取り娘お澄（佐久間良子二役）と惹かれあうようになる。そんな時、吉良常（月形龍之介）からおとよが満州の馬賊を相手に売春婦をしていると聞いた飛車角にお澄は満州行きを勧めた。「彼女が不幸だったら一緒になって・・」そして侠客飛車角は満州の大地に旅立っていったのだが・・・<東映東京/96分/カラーシネマスコープ> | [投票] |
