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ことはさんのあらすじ: 更新順

★4オリヴィエ・オリヴィエ(1991/仏)フランスの田舎町で、ある日白昼のもと、母親にお使いを頼まれた少年オリヴィエは、まるで神隠しにあったかのように、そのまま謎の失踪を遂げる。彼を溺愛する母親(ブリジット・ルアン)は、半狂乱になり、オリヴィエの姉である娘ナディーヌに当たり、夫ともうまくいかずに、彼はアフリカへ行ってしまう。それから6年後、担当の刑事は、意外な場所でオリヴィエ(グレゴワール・コラン)の面影を持った少年を見つける。そして家族のもとへ彼が戻ってくるが…。母親のオリヴィエへの愛情、成長したナディーヌ(マリナ・ゴロビーヌ)の複雑な心境を丹念に描きながら、オリヴィエの失踪の謎が紐解かれていく。そして物語りは予期しない結末へ…。[投票(1)]
★3ラ・ブーム(1980/仏)少女ヴィック(ソフィー・マルソー)は新学期になり、初めてのブームパーティーに参加する。そこでマチュ−と出会い恋に落ちる。両親は共に忙しいかわりに、ひいおばあちゃんのプベットが常にそばにいてくれるので、ヴィックは彼女にいろいろと相談する。そんななか両親はやがて別居してしまう。13歳という多感な少女の心情を等身大に描き、親子の絆、夫婦の絆も細やかに描かれる。主題歌の「愛のファンタジー」が甘く響き渡る、良質のラブロマンス。フランスや日本でも大ヒット。当時15歳のソフィー・マルソーを一躍有名にした記念すべき彼女のデビュー作品。 [投票(1)]
★4カンフー・マスター!(1987/仏)母親のマリ・ジェーン(ジェーン・バーキン)はルシー(シャルロット・ゲンズブール)とルーの3人暮らし。ジェーンはルシーの通う学校に行ったとき、娘の同級生ジュリアンに出会い、一目惚れしてしまう。TVゲームのカンフーマスターを通じてふたりはだんだんと親交を深めていく。果たして親子ほどの年齢差もある恋のゆくえはどうなるのか…。ジェーン・バーキンの実の娘であるシャルロット・ゲンズブールとの共演が話題になり、またジェーンのイギリスの家族も総出演した。脚本は主演のジェーン・バーキンが書いているのも特筆すべきこと。[投票(3)]
★3メルシー・ラ・ヴィ(1991/仏)大学受験を控えたカミ−ユ(シャルロット・ゲンズブール)は、ある時、花嫁姿で倒れていたジョエル(アヌーク・グランベール)と出会い、彼女の自由奔放な生き方に惹かれていく。そして二人で新たな冒険をするべく旅立つ。徐々に過去と現在、現実と虚構が入り混じり、物語は変容をきたし始める。めまぐるしく変わっていく展開、パートカラーの幻想的な映像を随所に刻み込みながら、物語はひたすら疾走(失踪)する。[投票]
★4なまいきシャルロット(1985/スイス=仏)13歳のシャルロット(シャルロット・ゲンズブール)は、夏休み、テレビで見て憧れていた、天才ピアニストのクララに偶然出会う。そしてクララの家を訪れて親交を深めるが、そのとき彼女から、付き人にならないかと誘われる。頑固な父親や口うるさい兄、いつも厳しい態度で当たる家政婦のレオーヌに嫌気がさしていたこともあり、彼女はその話に飛びつき、周囲の制止も聞かずに、準備を進めるが…。夏の明るい風景と思春期の揺れる心情が瑞々しく描かれる。シャルロット・ゲンズブールの初主演作にして、セザール新人女優賞を受賞した彼女の記念碑的作品。[投票(2)]
★4女優マルキーズ(1997/スイス=仏=伊=スペイン)フランスの演劇界の伝説の女優マルキーズ・デュ・パルグの生き様を描いた作品。17世紀のフランスの貧民街には、美しい踊り子マルキーズ(ソフィー・マルソー)がいた。彼女は華麗な踊りを披露しつつ、お金を稼ぐために身体も売っていた。そんななか踊りを見た喜劇役者のグロ・ルネは彼女の魅力にとりつかれ、その場で結婚を申し込む。そしてマルキーズを彼の率いる劇団に加えて、一行はパリへ向かう。マルキーズは、大女優への道を歩み始めるが、同時にそれは波乱に満ちた人生の幕開けでもあった…。20億円の制作費を費やした豪華絢爛たるスペクタル・ロマン。[投票(1)]
★4カミーユ・クローデル(1988/仏)「考える人」「地獄の門」で有名な近代彫刻の巨匠ロダン(ジェラール・ドパルデユー)。そのロダンの弟子であり、愛人であった若き美貌のカミ−ユ・クローデル(イザベル・アジャーニ)の生涯を描いた大作。彼女はロダンと共に数々の優れた作品を生み出すが、自分自身の作品がロダンの模倣にしか評価されないことに苛立ちをつのらせる。またロダンは別に女性と同棲しており、別れようともしない。ロダンを愛するがゆえに深まる苦悩は彼女の精神バランスをだんだんと崩していくことに…。[投票(1)]
★4天使も許さぬ恋ゆえに(1991/英)英国上流階級の未亡人リリア(ヘレン・ミレン)は、友人のキャロライン(ヘレナ・ボナム・カーター)と共に、イタリアを訪れ、そこで出会ったイタリア青年ジーノと恋に落ち、結婚する。しかし、その後男児を出産した直後に他界してしまう。対面を重んじるリリアの前夫の母親は、赤ん坊を引き取るために、息子フィリップ(リパート・グレイプス)と娘ハリエット(ジュディ・デイビス)をイタリアに行かせる。それに反発したキャロラインはその赤ん坊を育てるといいだす。赤ん坊を巡ってさまざまな思惑が絡み合うなか、思いがけない出来事が…。 『眺めのいい部屋』『ハワーズ・エンド』の原作者E・M・フォスターの「天使も踏むを恐れるところ」の完全映画化。[投票]