| ★4 | キルミー・レイター(2001/米) | 銀行の窓口で働くショーン（セルマ・ブレア）は自分の人生に絶望していた。不倫相手にも冷たくされた彼女は、ある朝、銀行の屋上から投身自殺をしようとしていた。身投げしようとしたその瞬間、見知らぬ男の手によって引き戻される。その男チャーリー（マックス・ビースレー）は仲間と銀行強盗に入るが失敗し、一人で屋上に逃げてきたのだった。男はショーンを人質に取るが、自殺に失敗した彼女は、男に「殺して」とせがむ。しかたなく「後で殺す」という条件で人質になり、二人は逃避行を始めるのだった。 | [投票] |
| ★4 | キプールの記憶(2000/仏＝伊＝イスラエル) | 1973年10月6日、それはイスラエルの重要な祝日、贖罪の日（ヨム・キプール）。突然、第４次中東戦争が始まった｡ワインローブとルソは、兵役で従事する部隊に車で向かったが、戦争の混乱でたどり着けず、途中で出会った軍医とともに、仕方なく救急部隊に合流した｡すぐさま任務につかされた｡ワインローブ、ルソ、軍医ともう一人ガダッシの４人チームとヘリのパイロット・ヨラム大尉ら３人の計７人で、戦場でケガをした兵士を救出し、ヘリで病院へ輸送するというものだった。しかし
戦場に足を踏み入れてみれば、そこは地獄絵図。ころがる死体、うめく重傷兵士たち。思うように救出ははかどらず、死体となった同朋達を見捨てて去るしかなかった。 | [投票] |
| ★3 | ＢＵＬＬＹ(2001/米) | フロリダ。ボビー（ニック・スタール）とマーティ（フラッド・レンフロ）は子供のころからの親友。しかしいつもボビーが支配する関係が続いていた。ときには奴隷のように暴力をふるわれることもあった。そんな二人の関係をマーティの恋人のリサは危惧していた。彼女は、苦悩し涙するマーティのために、「ボビーを殺そう」を持ちかける。始めは大それた計画にしり込みするが、リサの友人たちが次々に仲間に加わることになり、やがて計画は現実味を帯びてくるのだった。 | [投票] |
| ★5 | ＥＸ エックス(2002/英＝独) | 迫力のある映像が自慢のＣＭ製作会社のジェフリーと監督イアン（ルーファス・シーウェル）、カメラマンのウィル（デボン・サワ）は、クライアントの依頼があれば、どんな危険も顧みず。カヤックで激流の滝壷にだって飛び込むウィル。今度は時速２００キロを超す雪崩との競争。ＣＧに頼らない本物の迫力を出す為に、クレイジーなボーダーのキティ（ジャナ・パラスキー）と天才サイロ（ジョー・アブロソム）、それにスキーの金メダリストのクローイを抜擢。撮影に挑むが、舞台となるアルプス山脈ではテロリストたちが暗躍していた。 | [投票] |
| ★4 | 小さな中国のお針子(2002/仏＝中国) | １９７１年の中国。文化大革命のさなか、「反革命分子」を親に持つ若者達が、次々に山村に送られ、「再教育」の名のもと、労働を強いられた。マーとルオの二人も、険しい山々がそびえ立つ鳳凰山の村へとやってきた。彼等は持ってきた本を「反革命の証」といわれ焼かれた。そして農作業や鉱山の運搬など、厳しい労働をさせられるのだった。そんなある日、仕立て屋の老人がやってきた。美しい孫娘「小さなお針子」と一緒に･･･。 | [投票] |
| ★3 | ＳＵＰＥＲ８(2001/独＝伊) | クストリッツァ監督自ら参加する「ノー・スモーキング・オーケストラ」のヨーロッパ・ツアーに密着したロード・ムービー。メイキングやライブ映像、楽屋風景なども織り交ぜながら、破壊された祖国ユーゴやヨーロッパ各地を、その独特な四分の２拍子の軽快なリズムの歌で笑いながら渡り歩く。 | [投票] |
| ★3 | テキサス・レンジャーズ(2001/米) | １８７０年代のテキサス。そこは無法地帯であった。盗賊「キング・フィッシャー団」ら無法者が街や農場を襲い、金品や家畜を奪い、国境を越えたメキシコ軍に売り、歯向かうものたちは皆殺しにされた。知事は南北戦争で活躍したリアンダー神父（ディラン・マクダーモット）に自衛団「テキサス・レンジャーズ」を結成させた。ある町で両親や親友らを皆殺しにされたリンカーン（ジェームズ・バン・ダー・ビーク）はレンジャーズに入隊するが、銃の扱いに慣れない彼は、神父の代わりに、報告書を代筆するようになる。 | [投票] |
| ★4 | イースト／ウエスト 遙かなる祖国(1999/ブルガリア＝仏＝露＝スペイン＝ウクライナ) | 冷戦時代の１９４６年、ソ連ではスターリンの政策により、大戦中に西側に亡命した者にパスポートを給付し、祖国への復帰を促がした。フランスに亡命した医師アレクセイ（オレグ・メンシコフ）とフランス人の妻マリー（サンドリーヌ・ボネール）と一人息子セルゲイも帰国の途についたが、待ち受けていたものはＫＧＢによる拷問だった。ほとんどの者が処刑されるか、収容所へ送られた。マリーも一方的にスパイ容疑をかけられ暴行される。アレクセイは家族を救うために、キエフの工場専属医師となる条件をのんだ。彼らはキエフの狭いアパートで暮らすが、毎日監視の目が光っていた。ある日、キエフにフランスの大女優ガブリエル（カトリーヌ・ドヌーブ）が巡業で訪れた。マリーは彼女に助けを懇願する手紙を書いたが･･･。 [more] | [投票] |
| ★2 | モーヴァン(2002/英) | クリスマスの朝、モーヴァン（サマンサ・モートン）が目覚めると、すぐ横で恋人が自殺していた。パソコンの中には、書き上げたばかりの小説と遺書が、そして「君のための音楽」と書かれたカセットテープが残されていた。しかし彼女は、そのまま遊びに出かける。戻った彼女は「君のために書いた。出版社に送ってくれ」と遺書に書かれた小説を、作者を自分の名前に書き換えて、出版社に送るのだった。 | [投票] |
| ★4 | プライベートレッスン 青い体験(2000/韓国) | 高校３年で転校してきたジャヒョはスインと仲良くなる。ジャヒョは同じクラスの女生徒のハラに積極的なアプローチを受ける。スインは新任の女教師ジョンヘに一目で恋に落ちる。ある日、ジャヒョはハラと初めての体験をするが、その後ジャヒョは彼女に対して急に冷たい態度を取る。一方スインは女教師に対する想いが日に日に増し、抑えられなくなる。ついに彼は教師の部屋に駆け込み、熱い想いを打ち明け彼女に迫るが、大人である女教師は、やさしく彼の気持ちを抑え、思いとどまらせる。そしてまた、とても深く傷ついたハラは、ジャヒョら生徒が見ている前で、自らその命を絶ってしまう･･･。 | [投票] |
| ★4 | リメンバー・ミー(2000/韓国) | １９７９年、新羅大３年生のソンウは、兵役から戻ってきた憧れの先輩に片想い中。ある月蝕の日、壊れた無線機を偶然手に入れた彼女は、自宅で何気にスイッチを入れると、チ・インという青年につながる。同い年で、同じ大学に通うという彼に、無線機の本を借りることになり、大学の時計台の前で待ち合わせをするが、いつまで待っても誰も来なかった。いたずらと思った彼女は、その夜に無線で彼を責めるが、彼もその時間、確かに待っていたとゆう。話をするうち、彼女は１９７９年、彼は２０００年にいて、月蝕の不思議な力？で２０年の時を隔てて無線でつながっていることに気づくのだった。 | [投票(2)] |
| ★4 | 太陽の雫(1999/カナダ＝独＝ハンガリー＝オーストリア) | これはハンガリーに住むユダヤ人の一族の１００年に渡る愛と苦悩の物語。ユダヤ系のゾネシャイン家（ドイツ語で「太陽」の意味）は薬草酒「サンシャインの味」を造り、財を築く。１９世紀末、イグナツ（レイフ・ファインズ）は弟のグスタフ（ジェームズ・フレイン）と、妹して育てられた従姉妹のヴァレリーらと暮らしていた。やがてイグナツとヴァレリーは愛し合うが、両親は猛反対。裁判官となったイグナツは、出世のために姓を変える。ハンガリー帝国の皇帝の信頼を得るが、第一次世界大戦がはじまり、時代の渦にみな翻弄されていった。 [more] | [投票] |
| ★3 | 人妻(1999/カナダ＝英＝米) | マイアミの高級リゾート地のビーチで、ビーチ係として働くアラン・リプリー（ジョセフ・ファインズ）は、海から上がる白い水着に身を包む金髪美人のエラ（グレッチェン・モル）に一目で恋に落ちた。彼女はＮＹに住む実業家（レイ・リオッタ）の妻であった。初めはアランの求愛に戸惑うが、夫は仕事にばかり熱心で、その淋しさから彼女は内緒でアランと夜を共にする。以来、夫の目を盗んで二人の逢瀬は続いた。しかしやがて彼女はアランを置いて、夫とＮＹへ帰ってしまう。アランは彼女を追って全てを捨ててＮＹへ向かい、エラに思いを打ち明けるが、エラは罪悪感から、夫に二人の関係を告白してしまう。ところがアランは身に覚えの無い罪で投獄されてしまう。 | [投票] |
| ★3 | エニグマ(2001/英＝独＝米) | イギリスの暗号解読センターに一人の男が帰ってきた。名はトム・ジェリコ（ダグレー・スコット）。彼はドイツ軍が誇る暗号「エニグマ」を解読した男だった。彼は女性に振られたことでノイローゼになり、休んでいたのだが、「エニグマ」の暗号コードが突然変更になり、急遽呼び戻されたのだった。彼はかつての恋人クレアを探すが、二日前から行方不明になっていた。なぞを秘めたクレアの行動を調べるため、彼女のルームメイトのヘスター（ケイト・ウィンスレット）とともに探るが、そこには思いもよらない事実が隠されていた。 | [投票] |
| ★3 | ナショナル・セキュリティ(2003/米) | ロス市警のハンク（スティーブ・ザーン）は、相棒とともに、強盗に襲われた倉庫に急行するが、銃撃戦の末、相棒は殉職してしまう。失意に落ち込む彼は、復讐を胸に誓うが、ある日、街角でアール（マーティン・ローレンス）に出会う。彼は警官になろうと、ポリス・アカデミーに通うが、乱暴だったため追い出されたばかりだった。アールはハンクに暴行されたと告発したため、ハンクは逮捕され、刑務所に送られる羽目に。出所した彼は、失職したため、警備会社に就職するが、そこにはアールも働いていた･･･。 | [投票] |
| ★2 | フォーエヴァー・モーツアルト(1996/スイス＝独＝仏) | 映画監督のヴィッキーは、男爵とよばれるプロデューサーから「宿命のボレロ」という映画の撮影を依頼される。彼の娘で高校の哲学教師のカミーユは内戦中のユーゴのサラエボで戯曲を上演することを思いつく。彼女はいとこのジェロームとメイドのジャミラ、そして嫌がる父と四人でユーゴに入るが、想像以上の苦難にヴィッキーは耐え切れず、帰ってしまう。残る三人は進むものの、捕まってしまい捕虜となってしまった。 | [投票] |
| ★4 | エンジェル・アイズ(2001/米) | ある日、シカゴの橋の上で交通事故が発生。救助された男はおぼろげな意識の中で、自分に話し掛ける婦人警官の瞳が脳裏に焼きついた･･･。一年後、婦人警官（ジェニファー・ロペス）は警官仲間を銃撃した犯人を追跡するが、犯人に拳銃を奪われてしまう。危機一髪のところを謎の男（ジム・カヴィーゼル）に助けられる。「キャッチ」と名乗るその男は自らの素性を全く語らなかったが、二人はその出会いに運命的なものを感じるのであった。 | [投票] |
| ★5 | 女神が家〈ウチ〉にやってきた(2003/米) | ピーター（スティーブ・マーティン）は生真面目な弁護士。あまりにも仕事一途だったので、あえなく妻と離婚される。久しぶりの子供たちと楽しみにしていたハワイ旅行も、大富豪の老婦人・アーネス夫人との大事な契約をとる為にドタキャンしてしまう。そんな父に「いつものことだから･･･」と子供たちもあきれる。ところがまじめな彼にしては大胆な計画が。チャットの法律相談で知り合ったシャーリーンというブロンドの女性を彼の家に招待するというものだった。彼はウキウキでセッティングするが、尋ねてきたのは、送られた写真のブロンド美女とは似ても似つかぬ、黒人のダイナマイトボディの女（クイーン・ラティファ）だった。 | [投票] |
| ★4 | セクレタリー(2002/米) | 自傷癖のあるリー（マギー・ギレンホール）は、姉の結婚式があるまで入院させられていた。退院後も裁縫道具などを使って、自らの内股を傷つける癖は治っていなかった。そんな彼女に母親は腫れ物に触るような態度で接し、彼女は苦悩する。そんなある日、彼女は「秘書（セクレタリー）募集」の新聞広告を目にする。タイプの訓練を受けた彼女は、思い切って応募することに。弁護士グレイ（ジェームス・スペイダー）の面接に合格し、採用されることになったが、彼がタイプミス指摘し始めた頃から二人の関係が変化していった。 | [投票(1)] |
| ★4 | ホワイト・オランダー(2002/米＝独) | 「ホワイト・オランダー」･･･白い夾竹桃。それは美しく強く咲く為に毒を放つ花。アーティストであるイングリット（ミシェル・ファイファー）と娘のアストリッド（アリソン・ローマン）は二人で暮らしていた。ある日､母が突然、交際相手の殺害容疑で逮捕され､服役することに。娘は里親制度によりスター（ロビン・ライト・ペン）の家で暮らすことに。しかし母は刑務所の中から娘を「守ろう」とし、娘を縛る。そして娘はスターの彼氏（コール・ハウザー）に意味ありげな視線を送る･･･。 | [投票(1)] |
