[POV: a Point of View]
映像のカリスマ増村保造〜小さな巨匠〜��
ラース・フォン・トリアーよりも‘人間嫌い’で、黒沢清よりも‘世界崩壊願望’が強く、黒澤明よりも‘圧倒的’で、ハーモニー・コリンよりも‘前衛的’、ジャン・リュック・ゴダールよりも‘カッコよく’、映画史上最高に‘美しい女優’(若尾文子)を妻にした。その死が最も惜しまれるべき監督・増村保造。
| A | 盲獣(1969/日) | 交尾の後、雌カマキリは雄カマキリを食べるというが、まさに船越英二と緑魔子の様。究極のサディズムとマゾヒズムの果ての果て。天才増村保造の業はここまで深いのか・・・。 | 投票(3) | |
| A | 卍(1964/日) | 男(船越英二)が女の何を愛したのか、女(岸田今日子)が女の何を愛したのか、そんなことはわからない、わかりたくもない「欲望のトライアングル」。「文学的」というよりも、文学そのものになった増村映画、増村文学。 | 投票(2) | |
| A | 華岡青洲の妻(1967/日) | 「嫁姑もの」というとドロドロしたイメージするけれど、この「嫁姑」の質感は、とことん乾き切ってるように見えた。まるでドライフラワーのように枯れ切った増村保造の、「乾いた視線」。 | 投票(3) | |
| A | 刺青(1966/日) | 女(若尾文子)は男から自由になろうとする、しかし「自由でなければならない」という観念に縛られているという意味であまりに不自由な、女。それゆえに美しい肌、そして刺青。 | 投票(3) | |
| B | この子の七つのお祝いに(1982/日) | |||
| B | 兵隊やくざ(1965/日) | |||
| B | 黒の超特急(1964/日) | |||
| B | 陸軍中野学校(1966/日) | こんなにも救いがなく、しかもウィットさえない映画を私は他に知らない。 | 投票(3) |
| このPOVを気に入った人達 (4 人) | ボイス母 町田 若尾好き けにろん |