★4 | 洪水の前(1954/仏) | たくさんの登場人物それぞれの究極の利己心が思い切り前面に押し出され、ぶつかり合う。「洪水」を目の前にすると人はこれほどまでに愚かでわがままになるものか、と見ていて本当につらかった。 [review] | [投票] |
★4 | ディープ・ブルー(1999/米) | この馬鹿シンプル加減、嬉しくなっちゃうね。ひたすら喰え喰え、基本のギャグも忘れずに。この喰いっぷりなら喰われる方もきっと痛くないだろう、とか変なことを思う。もう楽しくって、なんだかちょっぴり懐かしい気もして、そこがまた新鮮で。 | [投票] |
★2 | 娼婦ベロニカ(1998/米) | 格調高い史劇とか波乱の人生ドラマを想像していたら、思いがけず明るく軽くコメディ入っちゃってて拍子抜け。でもその分爆笑させてもらったので別の意味で満足、結果オーライ。母からの誘惑道教育やら、フランス王のくだりやら。 | [投票] |
★3 | 十二夜(1996/英) | 記憶違いかもしれませんが、終始空がどんよりと曇っていたことばかりが印象に残っています。空の色ぐらい、わざわざ文句付けるほどのことでもないのですが、少なくとも、何か晴れ晴れとしない感触があってそう記憶しているのかもしれない、とも思うので。 | [投票] |
★3 | 愛と追憶の日々(1983/米) | めったにお目にかかれない種類の、エネルギッシュでしかも乙女チックなおばあちゃん。使い残したパワーがお腹の中で暴れていて制御がきかない。感心もしたがそれ以上にかなりひいた。とりあえず、自分の母親には、違う老後を望む。 | [投票(4)] |
★4 | ロミオ&ジュリエット(1996/米) | だってこれはさ、SFなわけでしょ。 [review] | [投票(8)] |
★4 | スターマン−愛・宇宙はるかに−(1984/米) | 黄色信号で停車する度に、この映画のことを思い出します。彼には本音を隠せないのです。突っ走ってみたくなるのです。 | [投票] |
★2 | 千年旅人(1999/日) | 果てしなく女々しい世界。孤独な少女の生命感がいまひとつ輝かず、死が際立たない。それにこの娘、 [review] | [投票] |
★4 | ラスト・オブ・モヒカン(1992/米) | 男の戦いより、それを見つめる誇り高き姉妹の内なる闘いに胸が熱くなる。激情を雄弁に語る瞳のちから。この世でただひとりの人に出会うために、彼女たちは生まれてきた。女としての気高い自信に満ちている。 | [投票(5)] |
★5 | ショー・ミー・ラヴ(1998/スウェーデン) | 後ろ向きになるほどの後ろをまだ持たず、まして遠い未来なんて想像もつかなかった、十代の「今」があった。扉を開き踏み出すこと、それしかないんだ。アンナ・パキン似とタラ・リード似の主演の二人が、可愛いだけでなく微妙な内面の魅力までリアルに見せてくれる。 [review] | [投票(2)] |
★2 | 死の接吻(1995/米) | ニコラス・ケイジの絵に描いたようなイタリア系マフィアのバカ息子凶暴いかれマッチョマンが笑える。人間バーベル40回に、悲しい時はぴょんぴょんダンス。 え?主役?誰それ? | [投票(1)] |
★2 | クローサー・ユー・ゲット(2000/英) | 男の男ゆえにダメな部分をネタに笑わせるなら、とことんバカでえげつなくても、女が見てなぜか愛しくなっちゃう可愛さも同時にあることが必要条件。この男たちにはくすぐられない。だから笑えない。ただただ痛々しい。 | [投票] |
★2 | 生きる(1952/日) | 残念ながら、私が常々感じている生きることの素晴らしさと、ここにある生きることとは、意味が違う。 [review] | [投票(7)] |
★3 | 晴れて今宵は(1942/米) | 展開の工夫で様々なタイプのミュージカルシーンが流れるように盛り込まれていて楽しい。脇のキャラクターひとつもおろそかにせず、丁寧に笑わせてくれる幸せな一本。愛だ恋だは軽く扱われている気もするが、大目に見る気になってくる。 | [投票(1)] |
★2 | 電話で抱きしめて(2000/米) | 何が言いたいんだか。3人の美女の金髪とおみ足を並べて見せたかっただけでしょう。しかしその実よくよく見ると、ダイアン・キートンの姉役は絶対無理がある。おとなしく母役ぐらいに収まっておけばよいものを。 | [投票] |
★3 | 食神(1996/香港) | いや笑ったんだけど、それよりもとりあえず、もんのすごぉーく、怖かった。シンチーで料理だ、先に気付くべきだった。だって、刃物ぶん回すわ飛び交うわ、生きた心地がしないっての。もぞもぞと逃げ場を探しながら観賞。くわばらくわばら。 | [投票] |
★3 | 母の眠り(1998/米) | 人の幸せを家庭の内と外とに二分して、どっちがどうのと比べてみせるような話は苦手なのだけど、これは結論を押し付けてはいないようなので、まあぎりぎり範囲内。素敵な言葉にも出会えたことだし。損はなかった。 [review] | [投票(4)] |
★3 | 殿方ご免遊ばせ(1957/仏) | くるくる衣裳チェンジ・ヘアチェンジする着せ替えバルドーちゃんを愛でる以外はほとんどどうでもいいんだけれどそれでオッケイな目の保養映画。コート、寝巻きから、ウェディング、イヴニングときて、果てはエプロン、水着まで、もう全部かわいい。 [review] | [投票] |
★3 | ブレイド2(2002/米) | 美学が足りーん。小ネタが足りーん。グロはいいからキメを見せろ!キメをもっと! [review] | [投票(5)] |
★2 | YAMAKASI ヤマカシ(2001/仏) | かなりつまんない。つまんない人が何人集まったってつまんない。ヤマカシってもっと超有名人のスーパーヒーローなのかと思ってたら、意外とご近所感覚の無駄に爽やかなキャラ立ちも薄い小物のネズ公たちだった。そしてなぜか早起き。なぜ朝を待つ? | [投票] |