sawa:38さんのコメント: 更新順
銀のエンゼル(2004/日) | 荒野に佇むミルクポッドの看板ひとつ。小日向文世の魅力溢れる作品に仕上がる。(Reviewは映画とはまったく関係のない私的な記憶です。元ローソン店長) [review] | [投票(3)] | |
初恋(2006/日) | これは救いようが無い。どこをどう切り取っても救いようが無い。 [review] | [投票(4)] | |
ソルジャー・ブルー(1970/米) | 自虐史観に基づく西部開拓史をベトナム戦争と重ね合わせた歴史的価値は認める。だが9.11以後の現代ではC・バーゲンはただのヒッピー女にしか見えず、イラクでのボランティア活動家に被さる。歴史とは時代の「雰囲気」で解釈されるのでしょうか。 | [投票] | |
阿弥陀堂だより(2002/日) | 三日三晩かけてやっとラストまで見ることが出来た。美しい絵面だけでは映画とはいえない。まるで無菌室の中で正座しながら、村の広報誌でも読んでいるかのような単調さは拷問に等しい。近年これ程の凡作に出会えた事に驚いてしまう。 | [投票(1)] | |
THE JUON 呪怨(2004/日=米=独) | クロサワでもオヅでもイマムラでもない。「こんなジャンル」の「この程度」の日本人がハリウッドに評価されてしまったというジレンマ。邦画界の評論家たちの複雑な嫉妬感が鑑賞後にヒタヒタと忍び寄る。その怨念こそが本作の怖さである。 | [投票(1)] | |
嫌われ松子の一生(2006/日) | 極楽浄土のような画には磨きがかかり、ミュージカルかと見紛うかのような心地よい音楽が全編を覆う。さらに骨太なテーマは巧みに脚本に練り込まれた。館内が明るくなるまでひとりの観客も席を立たなかった映画・・まさに映画だ! [review] | [投票(6)] | |
ポセイドン(2006/米) | 「それでも」面白い!ってのは、やはり素材が秀逸だから。でも、やっぱりねぇ・・ [review] | [投票(8)] | |
遊侠列伝(1970/日) | 高倉健と藤純子の楽しげな夫婦の画が見られる貴重な作品であるとともに、悪役天津敏にとってもベストな仕事が発揮出来た作品ではなかろうか。天津敏は本来、奥行きの深い芝居が出来る役者なのだと再確認させられる。 | [投票] | |
セックスと嘘とビデオテープ(1989/米) | 日本人には到底馴染まない会話劇。ヤル事は一緒でも異文化が遠く感じられる一本。 [review] | [投票(2)] | |
人妻集団暴行致死事件(1978/日) | あのようなラストへの展開があるにも関わらず、物語は若者たちの奔放な視点で描かれる。室田日出男の鬼気迫る演技が作品を引き締めるも宝の持ち腐れではないか?彼と妻の泥のような愛と性を描くパートが不足している。 | [投票(1)] | |
恥辱の部屋(1982/日) | 意外や意外、ポルノの要素を抜き取ったとしたらどうだろう?姦通する妻を笑みでやり過ごす不能夫の心情たるや・・・嫉妬・喪失感・安堵・爽快感。ひとり公園で時間をつぶす夫の笑みは、それらすべてを包括する濃厚な演出がある。 | [投票] | |
チキン・リトル(2005/米) | 劇場公開時、ふてくされた息子が映画館を飛び出した為、未見。私は外でずっと親子喧嘩してました。鑑賞した妻と娘が、息子はチキンリトルそっくりだと嘲笑する姿に何故だか急に腹がたってしょうがなかった。 [review] | [投票(1)] | |
サヨナラCOLOR(2004/日) | 監督としての竹中直人の手腕に期待していたファンとしては一気に熱が冷めてしまう程の作品だった。 [review] | [投票(1)] | |
イツカ波ノ彼方ニ(2005/日) | 美しい撮影の力はこの監督の秘めた力を出し切ったかのようだ。だが、いかんせんストーリーに致命的なほど魅力がなく、それはテーマ云々以前の問題である。それとも物語性を凌駕する程の観念的な作品を撮る自信があったのだろうか? | [投票(3)] | |
スチームボーイ(2004/日) | アニメの門外漢からすると何故この程度の作品に大勢が熱くなってんだか不思議でそっちの方が面白くすら感じる。 [review] | [投票] | |
座頭市御用旅(1972/日) | 座頭市の居合いの「間」は勝新のプロフェッショナル振りが窺える。さぞや現場の空気は張り詰めていた事だろう。だが、かたや演出の「間」はどうだ?座頭市の魅力は「間」と勝新のクローズアップから溢れてくるはずなのに・・・ [review] | [投票] | |
新座頭市 破れ!唐人剣(1971/日) | 「コミュニケーションギャップ」という一貫した設定が込められているが故、作品はしっかりとまとまっている。勝新に語学の重要性を説かれるとは思いの他だが、現在の日中関係を省みるに、本作は軽視されるべき作品ではない。 | [投票] | |
座頭市あばれ火祭り(1970/日) | 今回も当然の如く座頭市はしっかりと描かれている。だが彼に絡んでくる仲代達矢と大原麗子等の脇役の設定が、甘いというよりも力が入っていない脚本じゃあな。たった一人の大スターの為だけの映画である。 | [投票] | |
アンナとロッテ(2002/オランダ=ルクセンブルク) | 大河ドラマとしては良作なのだが、戦争というアクセントが加わってからは焦点がずれてくる。引き離された双子の格差ある運命と引き寄せあう宿命のドラマにとって、「戦争」というドラマはすべての琴線を覆い尽くしてしまうから。 | [投票] | |
オールド・ボーイ(2003/韓国) | どーしてもあのラストに納得がいかない。 [review] | [投票(8)] |