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クワドラASさんのコメント: 更新順

★5ガス人間第一号(1960/日)リアル路線の犯罪捜査ものに日本舞踊の家元を絡ませ格式を上げ、中盤からは俄然SF色を濃厚にし全く無駄のないプロットで突っ走る。そして突っ走った先には涙ながらの幸せ(と俺は思いたい)が待っていた。特撮・効果音、登場人物といい、こりゃ完璧だわ。[投票(3)]
★4書を捨てよ町へ出よう(1971/日)「今時周りの人間を気遣う奴がいるか。皆、自分の事ばっか考えている」というセリフがあるが、都会では30年以上前でも人間関係の希薄さは既に蔓延していたことに驚き、そして妙な安堵感を覚えた。いつの時代も人は孤独とは切っても切れない関係にあるんだろう。[投票]
★2殺しの烙印(1967/日)常に素っ裸で発情している妻と、何度も挿入される歌が脳裏に焼きつく。ただ、No.1の「これが俺のやり方だ」って言う殺しは回りくどいだけで、観ていて「さっさとしてくれないか」感倍増。ん〜、どうもピンとこなかった。[投票(1)]
★3殺人狂時代(1967/日)そして「大日本人口調節委員会」は「ショッカー」へと、「溝呂木博士」は「死神博士」へと変貌を遂げる。やはりイカデビルに変身しない天本英世はちと弱かった。精神病棟の雰囲気や007風の殺人アイテムは良かったが、ここまでコメディ調で笑えないのはちと辛い。[投票(2)]
★2パンプキンヘッド(1988/米)クリーチャーの造形はいいとして、怖がらせる手法がなってないぞ。俺がホラー映画とは何たるものかを教えてやろうかそれともお前の顔にニスを塗ってやろうか。[投票]
★3本陣殺人事件(1975/日)今にも2号ライダーに変身しそうな一文字隼人似の中尾彬だが、この現代風金田一も悪くない。トリック的にもよく出来ている。が、概ねこういうことなんだろうなと早い段階で予測できてしまった。もっと多くの怪しい奴を出して撹乱してほしかった気もする。[投票]
★4ときめきに死す(1984/日)やはり森田芳光に食事のシーンを撮らせたら天下一品だ。全く美味しくなさそうなムードなのにやたら旨そうに見えるんだから。 [review][投票(2)]
★3ブリジット 女が男を奪うとき(1992/仏)いくら犯罪を繰り返そうが迷うことなく愛してくれる妻。いいんだか悪いんだか。でも助けてくれるんだったらそっちのほうがいいかなやっぱ。[投票]
★5田園に死す(1974/日)卓抜した色彩・構図による映像美、「母さん死んでください♪」をはじめとする変な童謡、自分探しの異形タイムスリップ、恐山の幽玄さ。正直、???のシーン目白押しだが、思ってたよりは支離滅裂ではなかった。個人的に笑いのツボを刺激したと同時に、母親・女性に対するコンプレックスが肥大したイメージの羅列に酔いっ放し。 [review][投票]
★4殺人の追憶(2003/韓国)やっぱラストって重要だな [review][投票(3)]
★4情婦(1957/米)伸びのあるストレートと打ち気をはぐらかすチェンジアップ、そして時折片目でのフラッシュサインで翻弄し、最終回、代打の切り札にはとっておきの魔球を披露。若干球質は軽いものの落差30cmで2段階で落ちてくるから凄い。水野シベリアエクスプレスは得点はおろかヒット1本打つことさえできない。[投票]
★1XYZマーダーズ(1985/米)みんな表情がオーバー過ぎてわざとらしい。全然笑えないし。しかもギャハギャハうるさい。堂々たるホラーコメディの駄作。後は何も言うことはない。[投票]
★3トリプルX(2002/米)スパイものとしての緊迫感は無いに等しいが、爽快感溢れる質の高いアクションの連打で帳消し。とぼけた表情で動き回るV・ディーゼルはハマリ役。ただ、敵組織のショボさと、案外笑顔が素敵なA・アルジェントはもっと綺麗に撮れたはず。っていうかもっとエロっぽく撮って欲しかった。[投票]
★4エイリアンVS.プレデター(2004/米=独=カナダ=チェコ)対決させる為の多少強引な舞台設定も全く気にならず。いや、気にしちゃいけない。ここは素直に一世を風靡した人間ハンター2大キャラの威信を賭けたバトルを楽しむが吉。 [review][投票(1)]
★3狂い咲きサンダーロード(1980/日)「行くんだ、行けよ、ほら行け、行ってこい、行かんか、行けぇ〜!!」と突如吠えたと思ったら、ロッカールームでメソメソ嗚咽を漏らす小林稔侍の変化に富んだ喜怒哀楽ぶりが、狂い咲き一直線の山田辰夫を食ってます。そして男も食ってました。現代の邦画には無い、この時代独特の熱気が充満している。[投票(1)]
★1ブラウン・バニー(2003/米=日)エロビデオコーナーの片隅にでも置いとけよアホらしい。ただ、中盤までは夜中にテキトーにつけといてそのまま眠りに入る為のツールとしては活用できる。だがそれも、電気代が勿体無い。最悪[投票]
★4クイック&デッド(1995/米)S・ライミ印の漫画チックな演出と復讐譚としての厳しさのバランスが軽くなり過ぎず重くなり過ぎず丁度いい。出番少なめながら脇役のトーナメント参加野郎たちも作品に華を添え、S・ストーンの一人舞台になってないのもいい。「キン肉マン」や「リンかけ」を思い出す西部劇アクションの快作。[投票]
★3山猫は眠らない(1993/米)特攻撃ちまくりもいいけど、極力サイレントな固唾を呑む狙撃ミッションもこれまたいいね。反目しあいながらも徐々に助け合う二人というのもありがちだが、決してクサくなり過ぎず抑えた演出も好み。欲を言えば、チープなCGによる弾道描写はいらなかったな。なんかこれだけ浮いてた。[投票(2)]
★3アイ,ロボット(2004/米)もう少し人間とロボットの共存について突っ込んだ見解があるのかと思っていたが、これはもう娯楽アクションでしょう。ただ、そのアクションも、サーカス団にでも入ったほうがウケるんじゃないかといったフワついたCGロボ達に後半は不感症気味になる。 [review][投票(1)]
★3破壊!(1974/米)客を装い風俗嬢を裸にさせといて、「はい逮捕」。男としてそんな辛い仕事俺には絶対できません。P・ハイアムズの劇場デビュー作ということだが、先を行くカメラに向かってのロングチェイスは臨場感抜群。ただ、「破壊」って割には思ったより静かだった。[投票]