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sawa:38さんのコメント: 更新順

★4昭和枯れすすき(1975/日)藤田敏八作品でブレークした直後の作品だった。あの頃、少年だった僕らは皆秋吉久美子に「吸い込まれていった」。けっして「萌えた」のではない。何故なら彼女は常に「何か」を発信していたから。だけどそれが今でも何かは分からない。 [review][投票(3)]
★3新網走番外地 大森林の決斗(1970/日)東映の「エース高倉」VS日活の「エースのジョー」+東宝の「澄ちゃん」。3社混合の奇妙な配役による奇妙な空気が邦画ファンには楽しい。それだけに毎度のことながら南利明の名古屋弁が鬱陶しく、B級臭を漂わせてしまう。[投票]
★4新網走番外地 流人岬の血斗(1969/日)シリーズ通算第12作にして『網走番外地』ようやくは落ち着きを取り戻した。高倉健にしても現代モノでやっていける光明が見出せた記念碑的な作品でもあろう。監督はデビュー間も無い降旗康男。この後30年にわたる邦画史の原点か。[投票]
★4めし(1951/日)戦前・戦中の封建的な夫婦観が色濃く残りながらも、戦後の女性解放による意識の芽生えが「微妙」に交錯する。その微妙な感覚を本当に「微妙」な表情の芝居で表現しきった原節子が巧い。 [review][投票(3)]
★4アトミック・カフェ(1982/米)政府による啓蒙や教育、マスコミによる扇動等によって国家はここまで滑稽に変化する。とにかく現代から見ると笑える。ただ本当に恐ろしいのは、当時は不思議に感じないで事態が進行する事だ。北鮮だけでない。現代の日本はアメリカは・・?[投票]
★1盲獣VS一寸法師(2001/日)カルトの鬼才と煽てられた挙句の集大成がコレなのか?学生の自主制作映画にも劣る未熟な仕上げで入場料金を取ろうなんて・・プロとして余りにも情け無い。 [review][投票]
★3ヘブン・アンド・アース(2003/中国)アクション映画としてはなかなかの出来で満足。しかし、本作に日本人の設定は本当に必要だったのだろうか?必要性を描けないのなら突出した設定は邪魔でしかない。また「中日友好」が狙いなら、本作が再評価される事は最早ないだろう。[投票]
★3男はつらいよ 柴又慕情(1972/日)腹を抱えて笑い転げる吉永小百合。やはり彼女にははちきれんばかりの笑顔が一番似合う。その意味では彼女の映画歴の中で、最も彼女の魅力を引き出せた共演者は間違いなく「車寅次郎」だったと思う。[投票(1)]
★2網走番外地 決斗零下30度(1967/日)高倉健を除くキャスト全員のキャラ設定がここまで中途半端という作品も珍しいのではないか?大袈裟でなく本当に。かと言って高倉健が描き込まれているかというと、それもまた絶対に無い。嗚呼!まさにプログラムピクチュア。[投票]
★4インファナル・アフェアII 無間序曲(2003/香港=中国=シンガポール)丸々としてコンパクトなボス役のエリック・ツァンに惚れた。こんな愛嬌のある親分を演じられる喜びすら伝わってくる。私的には山守組の金子信雄を超えそうな勢いで俺はファンになっている。[投票(4)]
★3新宿酔いどれ番地 人斬り鉄(1977/日)まるで本人が「ヤクザ俳優菅原文太」のモノマネを演じているかのような過剰演技に辟易する。同じ意味で成田三樹夫も「いつもの成田三樹夫」だが、こちらは安心して見ていられる。だって成田の悪役は東映の財産ですから。[投票(1)]
★2海底大戦争(1966/日)金髪に真っ赤なルージュのヒロインはエロ過ぎ、半漁人は寄り目過ぎだ。そしていくらSFと言っても、水中では「火は燃えない」という常識ぐらいは守ってもらいたい。[投票]
★3目を閉じて抱いて(1996/日)主軸を「純愛」に振ってしまったら、せっかくの企画ものアダルトビデオを凌ごうかというハードなキャラ設定が台無しじゃぁないか。 [review][投票]
★3ダイナソー(2000/米)爬虫類なのに老若男女を描き分けるってとこに凄さをかんじますね。(知らないくせに・・・)[投票(1)]
★5続・男はつらいよ(1969/日)寅の心の傷を抉るような痛みを描く第2作。泣きじゃくる寅。長いシリーズにおいて本作が持つ意味合いは大きい。社会の負け組ではあるが決して負け犬ではない「寅さん」の原点が読める。[投票(5)]
★4男はつらいよ(1969/日)今でも押入れを開ける度に「彼」が膝を抱えていそうな気がする。笑いながら目に涙が滲むという、ある意味風変わりな新しい日本文化が誕生した瞬間だったのかもしれない。[投票]
★4丹下左膳 百万両の壷(2004/日)良い脚本からは良い作品しか生まれない。この忠実なリメイクは自らの作家性を殺してまでも、アノ傑作を現代に伝える事に主眼を置いた伝道師足らんとする姿勢に頭が下がる。 [review][投票(1)]
★3コールド マウンテン(2003/米)長尺を一気に見せる源は各キャラの芝居の巧さと美しいカメラによる。だが、私ならアノHなシーンは全てカットする。個人的には好きなんだけど、作品的には必要なし。この「良作」には正々堂々と王道を行って欲しかった。そんな力を持つ作品だ。[投票(1)]
★3堂堂たる人生(1961/日)好感度抜群の好青年裕次郎だが、同時期の東宝の若大将と較べてどうしてこうも出来が悪いのだろう?すべては演技力の差なのだろうか。★3は怒った時にほっぺたを膨らます芦川いづみにすべてを捧げる。[投票]
★4深呼吸の必要(2004/日)この過不足の無い仕上がりに文句のつけようも無い。だけれども・・ [review][投票(6)]